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事故で四肢障害も「生きていて良かった」 美馬アンナさんも驚く東京パラ銅メダリストの思考

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部・佐藤 直子

「怪我したことを後悔しないためには動けるようになればいいやん」

倉橋:周りにも救われたと思います。確か部活の先輩だったと思いますが「怪我したことを後悔しないためには動けるようになればいいやん」と声をかけてもらって。当時は歯磨きができるようになったとか、自分でごはんが一口食べられたとかの状態だったんですけど、「確かに。自分のできることは最大限に頑張ろう」と思った記憶があります。

アンナ:素晴らしい言葉をかけてくださった先輩に感謝ですね!

倉橋:はい。怪我をして動けなくなっても、周りの人たちが変わらず接してくれたことは大きかったですね。お見舞いでも怪我や体の話ではなく、学校であったことやニュースで話題になっていることを報告してくれる。その日常会話や、それまでと同じように接してくれたことが、落ち込まずにいられた理由の一つだと思います。逆に友達からは「病室に入ったら香衣が笑っていたから『まあいいのかな』と思えた」と言われますね。

アンナ:倉橋さんもお友達も、それぞれの笑顔と前向きさでお互いに助けられたんでしょうね。

倉橋:そうですね、本当に。みんなが毎日のようにお見舞いに来てくれたから、私もなるべく早く復学しようという目標ができました。復学した頃にはみんな卒業していましたが、それでも一緒に過ごした場所に戻りたいと思い、リハビリを頑張れた。みんなのおかげだと思っています。

アンナ:本当に素敵なお友達をお持ちですね!

<後編に続く>

◇倉橋香衣(くらはし・かえ)
1990年生まれ、兵庫県出身。中学、高校時代は体操競技に励み、教師の道を志して文教大学(埼玉県)に進学。トランポリン部に所属したが、3年生の時に練習中の事故で頸髄を損傷。鎖骨より下の感覚がほぼなくなり、車いす生活となる。大学への復学を目指してリハビリに励む中、車いすラグビーと出会いその虜に。2017年には日本代表に唯一の女子選手として選出され、2021年の東京パラでは銅メダル獲得に尽力した。クラブチームAXE所属。

(Hint-Pot編集部・佐藤 直子)

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