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漫画

素晴らしい日本語…戦争経験ある祖母の「いってらっしゃい」 込めた思い描く漫画に感動

著者:Hint-Pot編集部

「何気ない日常の言葉ほど、日本の素晴らしさが詰まっている」

 ケイコさんに、今回のお話について詳しくお伺いしました。

Q. 今回の漫画を描いた理由を教えてください。
「日本語って、何気なく毎日使っている日常言葉ほど日本の素晴らしさが詰まっているなと思うことが最近多くて。漫画だと伝わりやすいので、子どもたちにもちゃんと伝えたくて描きました」

Q. ケイコさんはケンカ中でも配偶者さんをきちんと見送っていますか?
「笑顔はないですが、一応顔を合わせて挨拶するようにしています(笑)。夫から『いちいち来なくてもいいよ』と言われたこともあったのですが、祖母との話をしたらとても納得して、必ず顔を合わせるようになりました」

Q. このエピソードをケイコさんから聞いた配偶者さんの反応は?
「『日本語のそういうところがすごく好き。その素敵な心を子どもたちに伝えていきたいよね』と言ってくれたので、ウルウルきてしまいました」

Q. お子さんたちを送り出す時やお迎えする時に必ずしていることはありますか?
「子どもたちが『ぎゃーっ』て言うくらい思いっきり強く抱きしめています(笑)。それをすると大笑いするので、笑いながらお別れが言えるのが楽しくて」

Q. 今、世界情勢が不安定なこともあり「いってらっしゃい」「おかえり」が特別な言葉である方も多いはず。誰かを送り出したり、迎えたり……。そんな時間についてどんなことを思っていますか?
「本当ですね。祖母が『便利な時代にはなったけど、海外は遠いんだと忘れてはいけない。日本を出る時は親の死に目に会えない、と覚悟して挨拶するのよ。海外に住むってことはそう言うことなのよ』と若い頃に言われたことがあります。

 私はその時、『昔のことだよ、今は24時間で帰れるよ』って生意気なことを言ってましたが、今まさに、祖母が言っていたようなことが起こっているなと思います。コロナ中に親しい人が亡くなりましたが帰国もできず。時代は繰り返されるのだなと思ったりします」

Q. 読者からの感想を読んで思ったことは?
「皆さんの感想がいつも本当に優しくて、温かくて、今回も漫画を描きながらウルウル、皆さんのコメントを読みながら、またウルウルとしてしまいました。『インスタで漫画投稿を始めて良かったなー』ってまた思ってしまいました」

 毎日を一緒に過ごす家族は、そばにいることが当たり前と考えてしまいがちですよね。けれどケイコさんの漫画を読むと、送り出した人が帰ってくることは、決して当たり前のことではないと気付かされます。

 毎日でなくても、余裕がある時は「いってらっしゃい」「お帰りなさい」と笑顔で相手と向き合い、一緒にいられることに感謝してみてはいかがでしょうか。そうすれば、今よりもっと温かな関係を紡いでいけるかもしれませんね。

(Hint-Pot編集部)

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