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花瓶の水を飲むだけでも中毒に!? 農家が教えるあまり知られていない身近な有毒植物

著者:こばやし なつみ

これから見頃を迎えるアジサイや仕込みが始まる青梅にも注意

 次にご紹介する植物も、普段からよく見慣れているものばかりです。中には花瓶の水を飲んでも中毒を起こすことがあるといわれるものも。

【スズラン(ユリ科)】
特徴:全草が有毒。初夏に花咲く高山などに自生する多年草で庭に園芸用に植えられていることもある。

見た目は愛らしい庭のスズラン【写真:こばやしなつみ】
見た目は愛らしい庭のスズラン【写真:こばやしなつみ】

 スズランを差した花瓶の水を飲んでも、中毒を起こすことがあるそうです。背丈が低く、気軽に摘んで家に飾れる花の一つですが、子どもの手が届かない場所に置きましょう。我が家でも徹底しています。

【アジサイ(アジサイ科)】
特徴:全株が有毒。全国各地の公園・寺院・庭などに植えられている落葉低木。

アジサイは色や形が豊富。切り花に鉢物、最近ではドライフラワーとしても人気(写真はイメージ)【写真:写真AC】
アジサイは色や形が豊富。切り花に鉢物、最近ではドライフラワーとしても人気(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 6月から7月にかけて、ピンクや青、紫などの花を咲かせるアジサイ。小さな花が集まって咲く花姿はとても可憐ですが、過去に刺身のツマのように料理に添えられたものを食べて、食中毒が発生した事例があるそうです。万が一そのような場面に出くわしたら、口にすることを避けましょう。

【イチョウ(イチョウ科)】
特徴:全株(特に葉や種子)が有毒。街路樹や公園樹として植わっている。

若葉がまぶしい庭の鉢植えのイチョウ【写真:こばやしなつみ】
若葉がまぶしい庭の鉢植えのイチョウ【写真:こばやしなつみ】

 我が家の庭にも植木鉢に植えたものがあり、春になって若葉がついてきました。葉の形がかわいらしいので、子どもが口にしないように注意が必要です。

 また、秋に生る銀杏の実(種子)には経口中毒量があるそうです。中毒リスクを低減するには、「年(歳)の数以上は食べない」という昔からの言い伝えを目安として覚えておくと良いでしょう。

【ウメ(バラ科)】
特徴:未熟果が有毒。公園や民家の庭先などに観賞用や食用にも植わっていることが多い落葉高木。

庭にある梅の木に実った未熟果。我が家では梅ジュースや梅酒を作るなら未熟果、やわらかめの梅干を作るなら完熟梅を使う【写真:こばやしなつみ】
庭にある梅の木に実った未熟果。我が家では梅ジュースや梅酒を作るなら未熟果、やわらかめの梅干を作るなら完熟梅を使う【写真:こばやしなつみ】

 梅雨になると梅酒や梅干しなどの加工向けに、未熟果の青梅や完熟梅がスーパーマーケットなどにも出回ります。この未熟果は有毒のため要注意です。香りが良いので、子どもなどが拾ってかじってしまわないようにしましょう。

【レンゲツツジ(ツツジ科)】
特徴:全草が有毒。高原などに自生する落葉低木。園芸樹でもある。春、葉が出た後、赤色や黄色などのロート状鐘形の花が咲く。

オレンジ色などの鮮やかな花が美しいレンゲツツジ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
オレンジ色などの鮮やかな花が美しいレンゲツツジ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 子どもがツツジの花のミツを吸うことを知っている場合は要注意。レンゲツツジは我が家の近くで見かけない品種ですが、区別がつかない場合は口にしないことが最善です。

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