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どうぶつ

盲導犬候補の犬と暮らす一家 大型連休は海で大はしゃぎ 新たなトレーニングもスタート

著者:和栗 恵

新たな訓練もスタート まずはトイレ習慣から

盲導犬はペットのようにどこでも排泄をしてしまうことがないようパピーの時からトレーニングをします。「ワンツー」という声かけで排泄ができるようになること、目の見えない、見えにくい人も排泄物の処理ができる排泄ベルトを装着して排泄をする習慣を身につけていきます。トイレの場所がなかなか覚えられず、排泄の失敗が多かったジェニー。我が家の教育が悪いのかも……と不安で仕方がなかったのですが、排泄用ベルトを付け、付属のゴミ袋に排泄することを練習してみたところ、嫌がることなくちゃんとできるようになりました。

排泄ベルトで排泄の練習をするジェニー【写真提供:日本盲導犬協会】
排泄ベルトで排泄の練習をするジェニー【写真提供:日本盲導犬協会】

あまりにうまくできたので大げさに褒めると、シッポを振り過ぎて袋の中身がこぼれそうになってしまった……なんてこともありましたが、愛嬌の一環ですよね。

今は午前中に2回、昼過ぎに2回、夜に2回、様子を見てベルトを着け、排泄を促すようにしています。私もジェニーが排泄をしたがるタイミングが何となく掴めてきました。

散歩の途中で芝生や小枝を食べてしまうクセのあるジェニー。日本盲導犬協会の方に相談したところ、目に入る物に興味を移す前に「人間に意識を向けている方が褒められるし、楽しいということを教えてください」とおっしゃっていただきました。

そこで音の出るおもちゃを買い、音で注意を引くように工夫。ジェニーの注意がそちらに向くようになったので、そのうち芝生を食べるクセは治るのではと思っています。

人間の指示で動く訓練も 毎日の積み重ねで一家もに成長を

また、「ヒール」と声に出して太ももを2回叩く指示を出したら、指示をした人の左につく、という訓練も始まりました。その練習を家の中や散歩中に行っているのですが、思った以上に覚えが早く、ほとんど失敗することなくできています。

盲導犬は基本的には人間(盲導犬ユーザー)の左側を歩きます。ジェニーは散歩中はどうしてもテンションが上がって離れてしまうこともありますが、今はかなり長い時間、リードを持っている人の左側で歩けるようになりました。特に散歩前半は、外に出られたうれしさがどうしても勝って興奮してしまうようですが、後半は疲れもあるのか、きちんと指示を聞いてくれる気がします。

他には、おもちゃで遊んでいる時に「カム」の合図でこちらに来させたり、ジェニーの左右に同じおもちゃを置いて、人が指差した方のおもちゃを取って来させたり。このような遊びもできるようになるほど、ジェニーとコミュニケーションが取れるようになりました。

こうした毎日の積み重ねがジェニーを立派な盲導犬に導いてくれると信じて、ともに成長していきたいと思っています。

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