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どうぶつ

盲導犬候補の犬と暮らす一家 大型連休は海で大はしゃぎ 新たなトレーニングもスタート

著者:和栗 恵

学校から帰った子どもたちの第一声に変化が

元々5人家族で何かとにぎやかな我が家ですが、ジェニーが来てからより一層にぎやかになりました。ジェニーが何かする度に子どもたちに笑顔が生まれ、家の中の雰囲気がとても明るくなったように思います。今ではもうすっかり“古澤家の四姉弟”という感じですね。

まだまだ手はかかりますが、ジェニーが来てくれたおかげで子どもたちも「優しさ」を覚えることができたように感じています。

山下公園で古澤家の“四姉弟”【写真提供:日本盲導犬協会】
山下公園で古澤家の“四姉弟”【写真提供:日本盲導犬協会】

そうそう、以前は学校から戻ってきた子どもたちの第一声が「ママー!」でしたが、ジェニーが来てからは「ジェニー!」に変わりました。ジェニーも、子どもたちが帰ってくる時間になるとソワソワ。「次に帰ってくるのは誰かな?」なんて期待しながら待っている感じが伝わってくるようになりました。

当初パピーを預かることに反対していたパパもジェニーのいる生活に慣れてきたのか、自分から「今日は俺にエサをあげさせて」と言うようになりました。

「ハウス」をさせてからエサをあげている流れですが、パパが初めてやった時、「ハウス」と言っても緊張が伝わったからなのか、ジェニーは言うことをまったく聞きません。そこで、子どもたちが一生懸命「パパ、もっと優しく言わなきゃダメ!」「ジェニー、ほら、ハウス!」とサポートして、ようやくエサをあげることができました。これからも、パパとジェニーの仲もより縮まっていくとうれしいですね。

ジェニーのいる毎日が当たり前になった今、あと半年ほどで別れなければならない日が来るのだと思う度に、涙が出てきてしまいます。今からこんな状態では……いざその日が来たら、どうなっちゃうのでしょうね。来月は「預かり訓練」として3日間ほどジェニーを日本盲導犬協会に預けるんです。子どもたちは今から「寂しいなぁ……」とうなだれています。

でもこれもすべて、ジェニーのため。盲導犬になって活躍するジェニーを想像しながら、残されたジェニーとの暮らしを大切にしていきたいと思います。

(和栗 恵)

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