モフモフの体にピョコンと立った耳、くりくりのおめめと、どこから見てもかわいいウサギ。おやつをおねだりする姿には、誰もが言うことを聞いてしまうパワーがあります。今回ご紹介するのは、おやつがもらえると思って飼い主さんへアピールするウサちゃん。しかし、もらえないと分かると……？　ツイッター上で3.4万件の“いいね”を集めた写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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おやつの時間は1日2回のルールだけれど…

　6月に2歳を迎えたネザーランドドワーフの男の子「あめ」くん。イチゴやパイナップル、パパイヤなどのドライフルーツが大好物で、飼い主さんのツイッターアカウントでは“おやつ攻防戦”の数々が写真や動画で公開されています。

　とはいえ、おやつのあげすぎは厳禁。飼い主さんはあめくんの体を気遣い、おやつの時間は朝と夕方に“部屋んぽ”をする時の2回と決めています。今回話題になったのは、時間外におねだりした時の写真でした。

　写っているのは、「おやつくれるの!?」とでも言っているかのように目をキラキラと輝かせるあめくんの姿。しかし、残念ながら時間外です。もらえないことが分かったあめくんは、チャームポイントの大きい目を極限まで細めて「ぷん！」と拗ねてしまいました。

渾身のおねだりに失敗！　悔しい気持ちが顔に出てしまったあめくん

　ワクワクした気持ちから一転、すっかりご機嫌斜めになってしまいましたが、怒った表情すらもたまらなく愛らしいあめくん。そこで飼い主さんが、おねだりする顔と“拗ね顔”の写真をビフォーアフターとしてツイッターに投稿すると、3.4万件もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「不機嫌になったあめちゃんもかわいすぎます」「ウサギも表情ありますよね」「動物は素直やけんな！」などの声が。また、「ピーターラビット実写化みたい」「ザブングル加藤の『悔しいです！』を思い出した」など、あめくんの人間味あふれる表情から実在キャラクターや人物を連想する声も寄せられています。

　おねだりが失敗に終わり、少し悔しい思いをしたあめくん。普段はこの他にも、さまざまな手段でおねだりアピールをします。ただし、切り替えは早いようです。

「飼い主の体の上に身を乗り出したり、周りをウロウロしたりして気を引こうとします。それでももらえないと分かると、すぐに飼い主そっちのけで遊びに戻りますね」