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からだ・美容

乳がん患者の長く続くホルモン治療 更年期のようなホットフラッシュの副作用も

公開日:  /  更新日:

著者:島田 みゆ

ホルモン治療のタイミングや費用 直後の影響は?

 最後の抗がん剤の投薬が終わってから3週間後、以前は次回の抗がん剤投与日になっていたタイミングで飲み薬がスタート。まずは2週間飲んで、様子を見ることになりました。

 ホルモン療法の薬を飲み始めたタイミングは、抗がん剤の副作用が落ち着いた頃。体調そのものは安定していたのですが、それまでなかったひどい脚のむくみ、爪がはがれるなどの副作用が急に出て、無自覚で膀胱炎も再発していました。

 ただ、これらはホルモン療法によるものではなく抗がん剤の影響で、医師によると「抗がん剤が終わってもこの先2~3か月は何かしらまだ影響が出るかもしれないから、注意した方が良い」とのこと。そのため、ホルモン療法スタート直後は、抗がん剤の名残ともいえる副作用の方が気になっていました。

 2週間の様子見ではほとんど支障がなかったので、その後3か月分の薬をもらい、次回の外来も3か月後と、何か大きな治療の山を超えたような気持ちになりました。ちなみに、ホルモン療法の薬は3か月分で約1500円。抗がん剤治療は3か月で約14万円だったので、費用負担はかなり軽減されます。

副作用はホットフラッシュ 体温調節が難しい

 特に気になっている副作用は、ホットフラッシュです。頭や顔、上半身がいきなりカーッと熱を帯びてきて、頭や上半身にじっとり汗をかきます。実はこの症状は、3回目の抗がん剤治療をしている頃からすでに始まっていました。

 初めは何が起きているのかよく分からず「暑い! 発熱してる!?」と、しょっちゅう熱を測っては平熱という状況を繰り返していました。しばらくしてから「これがホットフラッシュなのか……」とようやく理解できたものです。1回目の抗がん剤投与後から生理が来なくなり、今現在もそのまま止まり続けているのでまさに閉経状態。つまり身体は更年期を先取りしているので、恐らくそれが影響しているのでしょう。

 最近、気候が寒くなってきたことと、頭がかなり短い丸刈りということもあって、普段はほとんど帽子をかぶって外出しているのですが、脱いだりかぶったりとかなり忙しい(笑)。1日の中で何度か波がやってくる上、急で予兆もなく、コントロールできないのがなかなか厄介です。“寒いけれど暑くなる、暑くなったかと思えばすぐ寒くなる”を繰り返すので、体温調節には日々手こずっています。

 ただ、服用を始めてから約2か月、気になる副作用はこれくらいで、他は特に生活への影響なく過ごせています。「あまりにひどければ漢方薬などで対処しましょう」と言われていますが、何とかやり過ごせるかなと思っています。まだまだこれから長い付き合いになるので、様子を見ながら続けていくことになりそうです。

(島田 みゆ)

島田 みゆ(しまだ・みゆ)

1983年生まれ。社会人教育関係の会社で企画編集として11年勤めたのち、旅や食分野のライター、ヨガ講師、海外ツアーコンダクターの複業フリーランスに。コロナ禍で旅行の仕事が休業状態になり、好きな旅行ができないのであればと2022年からの海外生活を見据えていた矢先、38歳で乳がんが判明。3月に右胸全摘出手術を終え、現在も治療を続けながら、自身の経験を踏まえて多くの女性の心と体を健康に役立つ発信・活動をしたいと考えている。
ツイッター:@myuu_works
note:島田みゆ | 取材ライター×ヨガ講師×海外ツアコン

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