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からだ・美容

心身の状態は歩き姿に現れる!? ほぐして素敵になる3つのステップ

公開日:  /  更新日:

著者:村上 華子

肩と二の腕の外側を意識する【写真:Hint-Pot編集部】
肩と二の腕の外側を意識する【写真:Hint-Pot編集部】

ステップ3 肩と二の腕の外側をゆるめる

1、右腕を持ち上げ、ひじを曲げる。左手で右ひじをつかむ
2、吐く息に合わせて、ゆっくりと痛まない範囲でつかんだひじを左側に引く(自然呼吸3~5回でキープ)
3、吐く息でポーズをほどき、余韻を感じる。次に、左右の腕を入れ替えて、反対側も同様に行う

【ポイント】
上半身はやや前屈みになってもOK。二の腕の外側の筋肉を気持ちよく伸ばしていきます。

 現代的な生活を送っていると、「ゆるむ」って、実は難しいのかもしれませんね。ヨガのアプローチでは、体を伸ばしながらポーズを保持(緊張)したあとに、吐く息とともに力を抜く(弛緩)、この動作を繰り返します。呼吸を意識しながら緊張と弛緩を繰り返すことで、少しずつ、体がリラックスしていきます。

 そして生活の面では、仕事や家事の合間に、体温よりも温かいお茶や白湯を飲んで、ほっとひと息つく時間も大切です。体の緊張をゆるめ、気巡り効果のある「ジャスミン茶の葛湯」もおすすめです。上手に体がほぐれて気が巡り出したら、街のウィンドウに映る歩き姿も、いきいきと素敵に見えるはずです!

(村上 華子)

村上 華子(むらかみ・はなこ)

中医薬膳師、薬膳料理研究家、ヨガインストラクター。薬膳とヨガの教室【季結び庵】主宰。スーパーで手に入る身近な食材を使った季節の薬膳ごはんや、中医学とヨガの知恵を融合させたボディケアを研究中。自然と調和した心地よい毎日のために、日本の風土と個人の体質に合わせたライフスタイルを提案している。
インスタグラム:tokimusubian