育児・家族

「医学部めぐる競争は一層激化」 新制度導入迫り、受験生も“背筋凍る”

著者:Hint-Pot編集部

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受験生を抱える家族の心境も複雑【写真:写真AC】
受験生を抱える家族の心境も複雑【写真:写真AC】

予備校関係者も予想「医学部をめぐる競争はより一層激化」

「不正入試の発覚で大学サイドはあからさまな“差別”をやりにくくなる一方で、実力があるにもかかわらず、落とされてきた女性や多浪生らが、『来年は最後のチャンス』と目の色を変えて再受験に挑んでくる可能性は高い。さらに、これまでなら東大や京大などの旧帝大を目指していた受験生が、安全策をとって、地方の国公立大医学部に“鞍替え”してくることも考えられます。医学部をめぐる競争はより一層激化するでしょう」(予備校関係者)

 受験生を抱える家族の心境も複雑だろう。「東大よりも入るのが難しい」と言われる国公立大医学部入試では、1浪、2浪は当たり前。何浪もした末、ようやく合格する受験生も数多い。本人はもちろん、周囲のプレッシャーも相当なものだ。

「今、“手に職”の医療系学部の人気は高い。ただし、医学部がダメなら、歯学部や薬学部などを受ければいいと考える親御さんも多いと思いますが、そう簡単な話ではありません。受験生の心は複雑です。医療系学部は、医学部と同じキャンパス内にあることも多く、医学部に受かった同級生と顔を合わせるのを嫌がる生徒もいます。理系で全く別の分野にいくという選択肢もありです。子どもに余計なプレッシャーを与えないためにも『どんな結果になろうとも応援している』という言葉をかけてあげるのがベスト。医学部だけがすべてではありません」(予備校関係者)

 親としては広い心で迎え入れてあげよ、ということかもしれない。

(Hint-Pot編集部)