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12月に増える詐欺被害 未然に防ぐ方法を防犯アドバイザーが解説

公開日:  /  更新日:

著者:日下 千帆

帰省時には家族のために対策をしてあげることも大切

防犯アドバイザーの京師美佳さん【写真:日下千帆】
防犯アドバイザーの京師美佳さん【写真:日下千帆】

 自分が気をつけていても、離れて暮らす家族が被害に遭ってしまうことも。年末年始の帰省時に、詐欺被害を防ぐ対策を行ってあげましょう。

1. 知らない番号の電話には出ないよう注意を促す
 自宅の固定電話にかかってくるケースも多いので、ナンバーディスプレイを活用しましょう。また、非通知電話は拒否する設定にしてください。

2. 留守番電話を活用する
 電話に出てしまうと騙される可能性が大きくなります。コールなしで留守番電話になるように設定すると、直接電話に出ることがないので安心です。

 最近は、特殊詐欺を対策する機器も登場しています。高齢者向けに貸し出しサービスを行う自治体もあるので、調べてみてください。被害に遭ったかもしれないときは、警察相談専用窓口「#9110」、もしくは消費者ホットライン「188」にすぐ相談しましょう。

(日下 千帆)

日下 千帆(くさか・ちほ)

1968年、東京都生まれ。成蹊大学法学部政治学科を卒業後、テレビ朝日入社。編成局アナウンス部に配属され、報道、情報、スポーツ、バラエティとすべてのジャンルの番組を担当。1997年の退社後は、フリーアナウンサーとして、番組のキャスター、イベント司会、ナレーターのほか、企業研修講師として活躍中。