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「スーパーで買ったサザエを磨きました」 結果に驚きの声 「欲しい!!」
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10分おきにつけ置き つきっきりで作業すること2時間で完成

生物の造形美をテーマに、アクセサリー制作を行う投稿者さん。話題になったサザエは地元・山口県産のもので、しっかりとしたトゲが特徴だといいます。
まずは表面の汚れを落とすため、サザエの全体が浸かるぐらいまで酸性洗剤を回しかけ、つけ置きをしました。その際、貝の内側に洗剤が流れ込まないよう、油粘土を詰めたそうです。
10分後、洗剤から取り出し、表面の溶けた部分を水で洗い流しながら、ゴム手袋をはめた指でこすり洗いします。汚れがはがれなくなったら、洗剤を足して再びつけ置き。きれいになるまで10分おきに、これを繰り返します。
こうして磨き上げるのにかかった時間は、なんと2時間! つけ置き中、放っておくと溶けすぎて貝殻に穴が開いてしまうため、つきっきりで様子を見る必要があったといいます。
また、溝部分などの細かな部分はリューター(先端に砥石などをつけて回転させる電動工具)で削り落としました。家庭で真似をする場合は、リューターで削らなくても、充分きれいに仕上げることができるそうです。
自然の造形美 「やっぱり貝殻は美しい…」

「ちなみに、サザエの中身は大晦日につぼ焼きで食べました」
2024年の大晦日にサザエ磨きを行っており、集中していたため、作業中に年を越してしまったのだとか。貝殻を無心になって磨くのは「癒やしの時間」だと投稿者さんは語ります。
「磨き上げたサザエを見て、やっぱり貝殻は美しいなと感じました。自然の造形美ですよね」
完成した虹色のサザエは、自宅の玄関に飾られているそう。「真珠層まで磨いた貝殻は中に光源を入れるとランプにもなるので、やってみようと思います」とのこと。貝殻のランプは、家に幻想的な雰囲気を作り出してくれそうです。
2020年からタコナクション(takonaction_)という名前で、タコアクセサリー作家として活動を始めた投稿者さん。2024年にブランド「貝殻と人魚」を立ち上げました。
現在は、貝殻モチーフのかわいらしいアクセサリーを制作し、ウェブショップで常時販売しています。また、3月から10月にかけて東京や大阪、名古屋などでイベント出展を予定しているそうですよ。
(Hint-Pot編集部)