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「お互いに失敗を許しながら成長し合えるように、まず相手の頑張りをたたえて感謝を伝えるように」

家族生活において、夫婦の家事育児の参加・分担は悩みの1つでもあります。苦労している家庭も少なくないでしょう。どんな心構えを持つとうまくいくのでしょうか。だつきょさんはご自身の考えを教えてくれました。
「ちょうど今の子育て世代は、親世代の父親(子から見た祖父)はあまり家事育児をする人がおらず、身近なロールモデルがいない中でパパは家事育児の参加を求められる……という、価値観の変化における過渡期にあると思います。
その中でママから家事育児の参加を求められても、どうしたらいいんだろうと困惑したり、求められる水準に自分のスキルが足りておらず気持ちが折れてしまったりする方も多いのかな~と。大変な時代ですよね」。
ここで、気遣いのあるコミュニケーションが大事になってくるそうです。
「そういう時代だからこそ、心がけていることがいくつかあります。
まず、依頼したことが期待に達しない水準で自分の手元に帰ってきた時に、相手のせいにしないことです。自分の依頼の仕方(文章構成、話し方、伝え方、お願いするタイミング等々)が不適切でなかったかを内省すると、意外と自分の伝え方が良くなかったかも……と思うことが多々あります。
立派なことを言っているようで、私自身に余裕がなければできていないタイミングもあるので、100%実践できているわけではないのが恥ずかしい限りですが……」。
そのうえで、失敗についても深く考察しています。
「あと、人はいくつになっても未経験のことは失敗しながら学んでいくものと考えること。
お互いに失敗を許しながら成長し合えるように、まず相手の頑張りをたたえて感謝を伝えるようにして、そこから指摘に入ると相手も受け入れてくれやすいのかなと思っています。
それと、自分の気持ちと客観的な事実は分けて話すことを心がけています。
子育てが始まってコミュニケーションスキルを磨かなければ家庭が円滑に回らないことが多く、我が子が私を親にしてくれているんだなあと、子どもにも感謝しています」。優しい視点でアドバイスを送ってくれました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)