インタビュー

「不妊」の「不」が嫌だったー体外受精で3人の子を授かった東尾理子が抱く新たな“野望”

著者:Hint-Pot編集部・井上 千春

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やりたいこと、たくさんー3人の子の母が抱く、新たな“野望”

――治療で悩む方々に情報発信していくということですか?
「そうですね。悩みが少しでも解消されるような情報発信をしていきたいなと思っています。私は、2011年から妊活中の人たちで集まって話すお茶会を、これまで19回開催してきました。3人目の出産以降休んでいますが、今後も何らかの形で続けたいと思っていますし、妊娠の治療には男性にも関心を持ってもらうことが大事なので、そういう啓発にも関わっていきたいなあと考えています」

――今後もやりたいことがたくさんありますね?
「子どもが生まれてから、環境についてもさらに興味が出てきました。自然に負担が少ない洗剤とかシャンプーとか。ベビーカーを使うようになって、建物や道などのバリアフリーなども気になるようになりました。けっこう段差があると不自由ですよね。それから物質的なこと以外にも、価値観や人の多様性を受け入れる心のバリアフリーも気になりますね」

――ほかには、なにかありますか?
「ゴルフの魅力も伝えていきたいですね。今の自分があるのはゴルフのおかげだと思っています。私自身、ゴルフで培われた精神性って大きいなと感じています。例えばゴルフはOBを一発打ったからっていつまでも引きずってはいられないですよね。悪かったことも次の瞬間にはまるでなかったように気持ちを切り替えしないと良い結果につながらないスポーツです。もし苦しいことが起きても何を耐えたかじゃなくて、どう耐えたかが大切で、フラットな心の状態に持っていく訓練を知らず知らずのうちにゴルフを通じてしていたのかもしれません」

――ゴルフの試合はどうでしょうか?
「3人の子育てが落ち着いて、機会があれば、シニアのゴルフの試合に出てみたいです。いつになるかわかりませんが……。おばあちゃんになってもプレーしていたい。ふふふ、新たな野望ですね」

(Hint-Pot編集部・井上 千春)