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キャベツ、レタス、水菜 賢く丸ごと買いするための2ステップ おいしく長持ちさせて家計に優しく

公開日:  /  更新日:

著者:市川 千佐子

「丸ごと買い」で葉物野菜をおいしくいただく【写真:市川千佐子】
「丸ごと買い」で葉物野菜をおいしくいただく【写真:市川千佐子】

 おいしい葉物野菜を丸ごと買いたいけれど、使い切れるかどうか考えると戸惑うこともあります。旬のものを丸ごと買って上手に保存できれば、家計にも優しく、スーパーに行く回数も減り「3密」対策にも。料理家・市川千佐子さんの好評連載「ゆるまるレシピ」、今回のテーマは「葉物野菜を丸ごと買い」。シンプルに食べてもおいしいキャベツやレタス、水菜の選び方や保存のコツを紹介します。

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 葉物野菜を丸ごと買って上手においしく食べるためには、まず見分け方にコツがあります。スーパーなどの店頭でぜひチェックしてください。丸ごとで買うと水分が抜けにくく、鮮度を保ちやすいメリットがあります。すぐに使い切る場合はカットされている野菜が便利ですが、旬の野菜は価格がお手頃なので安い時にまとめて丸ごと買いすると、経済的です。

ステップ1 おいしい野菜の見分け方

【キャベツ】
 みずみずしい外葉が付いているものを選ぶと良いでしょう。また、ひっくり返して見て、軸の切り口が変色していないものがより新鮮です。軸は太すぎない方が、芯の固い部分が少ないと言われています。

 春キャベツと冬キャベツでは、選び方が少し変わってきます。現在出回っているのは、春キャベツ。こちらは葉がフワッと柔らかく、軽いものがおいしいです。一方で冬キャベツは、葉にハリがあって、ずっしりと重いものを選びましょう。

【レタス】
 外葉の緑色が濃すぎず、葉が柔らかいものを選びましょう。軸の切り口が赤くなっていないものがおすすめ。持ってみて、見た目よりも軽く感じるものを選ぶと、葉がシャキシャキと柔らかくおいしいです。

【水菜】
 葉がピンとして、みずみずしいもの。緑が鮮やかで、黄色っぽくなっていないものが新鮮です。