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子どもの教育への関心が高まるベトナム 人気の日本文化とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

レッスンに通う小1のディエップ・チちゃんと根本優樹マネ―ジャー【写真:Hint-Pot編集部】
レッスンに通う小1のディエップ・チちゃんと根本優樹マネ―ジャー【写真:Hint-Pot編集部】

親日の国 日本の文化を学ぶ小・中一貫形式のスクールも

 ハノイには現地のベトナム人が日本の文化を学ぶ小・中一貫形式の「ジャパニーズ・インターナショナル・スクール」が存在する。大通り沿いの大型施設では、制服に身を包んだベトナムの子供たちが日本人の教師陣から日本語と文化を学び、日本式の教育を受けている。この日本語学校もベトナムにおける日本文化に対する評価の高さと言えるが、ADSJでも通常授業終了後のアフタースクールで毎週、教室内で子どもたちにダンスを教えている。

「こんにちは!」

 根本さんに、小学校低学年の生徒たちは元気な声で日本語で挨拶する。根本さんの片言のベトナム語と子どもたちのたどたどしい日本語という微笑ましい空間はダンスを通じて一体感が教室に広がっていった。

 勢いあふれるステップや、満面の笑みで子どもたちは思い思い自分たちを表現していた。「ダンスも大好きです。日本も大好きです」レッスンを終えた小学1年のディエップ・チちゃんは日本語でこう答えていた。

 微笑みの国とも呼ばれるベトナム。そこで広がりを見せるダンスブームも子どもたちの笑顔を生み出している。

(Hint-Pot編集部)