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水嫌いな愛猫に水分を摂取させるには… 食事の工夫やおすすめアイテムまとめ

著者:猫ねこ部

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水自体が原因の場合も? こまめな交換も大切

猫は新鮮な水が好き! しかし硬水は厳禁(写真はイメージ)【写真:写真AC】
猫は新鮮な水が好き! しかし硬水は厳禁(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 人間と同じく、猫にも水の好みがあります。さまざまな水を試してみましょう。

 
○こまめに取り替えて常に新鮮な水を
 猫はいつだって新鮮な水を飲みたいもの。できるだけこまめに水を取り替えましょう。取り替えの際には、中の水だけ捨てるのではなく、必ず容器も水洗いしてくださいね。

 
○好みの水を与える
「カルキ臭がない方がいい、茹で汁が好き」など好みもさまざま。お気に入りの水を与えるようにしましょう。カルキ臭が嫌いな猫には、一度沸騰させてカルキ臭を除いた水を。魚や鶏肉の茹で汁(※)で風味を変えても良いですね。

※甲状腺機能亢進症などの食事療法中の猫には与えない。

 ただし、塩分の濃い調味料は入れないようご注意を。常温よりぬるま湯が好みという猫には、少し温めて与えてみましょう。ただし体温以上にはならないように。

 
○流水を与える
 置いてある器の水は飲まないのに、洗面所などの蛇口から流れる水なら飲むという猫も。そんな場合は、蛇口を少しゆるめてぽたぽたと水を流してみては。常に新鮮な水が流れ出る循環式流水器を使うのもおすすめです。

注射器やスポイトなどを使う方法も

 あの手この手で工夫しても一向に飲んでくれない……。そんな場合には、以下のような器具を使って飲ませる方法もあります。

 
○注射器(シリンジ)
 1~2時間ごとに2~3ミリリットルの水を注射器(シリンジ)で与えてみましょう。獣医さんにお願いしなければ手に入らないというデメリットはありますが、飲ませた量が一目で分かりやすい点が良いですね。

 
○スポイト
 文房具店などでも安く手に入りますが、猫に水を飲ませるなら調剤薬局などで販売されている赤ちゃん用スポイトがおすすめ。先が丸くなっているので、歯茎などを傷付けてしまう心配もありません。

 
○哺乳瓶
 最初は嫌がりますが、口の横方向から入れてあげるとスムーズです。うまく口に突っ込まないと、強く噛まれてすぐに破けてしまうので注意しましょう。

 
○ストロー
 家に上記のような器具がない時、一時的に使えるのがストロー。ほんの少し水分を与えたい時に便利です。使い捨て出来るので衛生面も◎。

硬水や花瓶の中の水に注意! 普段の様子もこまめにチェック

 猫が飲んではいけない水もあります。ミネラルウォーターを与える場合には軟水を選びましょう。硬水には多くのミネラルが含まれており、尿路結石につながる恐れがあります。

 また、部屋に花瓶を置いている場合にも注意。特にユリ科の植物は猫にとって猛毒で、ユリの花が生けてある花瓶の水を飲むと「百合中毒」になる恐れがあります。少しでも口にしただけで、急性腎不全を起こし、最悪の場合死に至る危険性がある植物なので、部屋には置かないようにしてください。

 普段水を飲まない猫が大量に水を飲む時は、以下のような病気の可能性もあります。

 
○慢性腎不全
○糖尿病
○甲状腺機能亢進症
○子宮蓄膿症

 
 病気以外では、塩分量の多い食事を取った後や、ウェットフードからドライフードに変えた時なども水をよく飲みます。また、ストレスで自律神経が乱れている時にも水を飲む場合がありますので、様子を見てストレスの原因を探してあげましょう。

(猫ねこ部)