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できた嫁が気に入らなかった姑 息子が“相談女”に引っかかって気が付いたこと 「本当に奇跡みたいなもの」

著者:和栗 恵

息子から打ち明けられた不倫 離婚を待ち望んでいたはずも口走った一言

「待ち望んでいた知らせだったはずなんですが……『何言ってるんだこの子は?』状態でしたね」

 不倫相手は同僚の女性。しかも、よくよく話を聞いてみると、息子の結婚後その女性からあれこれと悩みを打ち明けられるようになったそうで、聞けば聞くほど、相談をもちかけて恋愛にもちこむ、いわゆる「相談女」なことに尚子さんも気が付いたそうです。

 尚子さんが言うには、息子は「素直な性格に育ちすぎてしまった」のだそう。同僚女性との関係を母である尚子さんへ赤裸々に打ち明け、応援を頼んできたのです。

「話を聞き終えた後、無意識に『離婚は許しません』と口走っていました」

 最初はあれほど気に入らないと思っていたのに、尚子さんは息子からの相談に自然と反対していたことに、自分自身でも驚いたそうです。

「その時にね、『私が間違えていたんだ』って気が付いたんです。こんなにできた嫁を、私の息子が連れてきたなんて、本当に奇跡みたいなものなんだって」

 それからというもの、長男の妻に対して優しく接するようになったという尚子さん。それを見て息子も何かを感じ取ったのか、いつの間にか“相談女”との関係は解消していたそうです。そして、前以上に妻を大切にするようになったのが、尚子さんから見ても明らかでした。

「もしかしたら私の嫁への態度が、息子にバカなことをさせてしまう引き金になってしまったのかも、と感じることがあります。できた嫁のことだから、息子のそうした変化に敏感に気が付いているかもしれませんが、何も言わずに休みの日には私と夫を食事へ連れ出してくれたりして……。本当にあの時、息子夫婦が別れないでくれて良かったと思いますね」

 年上の女房は「金(かね)のわらじ」を履いて探せといいますが、これは現代でも通用するのかもしれません。

(和栗 恵)

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