恋愛・夫婦

あえて結婚しない“AK男子”を変えられると信じた女性の末路

著者:Hint-Pot編集部

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元カレからの誕生日メッセージ そして再会することに

 Bさんとの唐突な別れに未練が残りつつも、20代のうちに結婚したいと思っていたAさんは、他の男性と交際することに。しかし、Bさんの面影がちらつくせいか、どの男性とも長く続くことはなかった。そんなことを繰り返し、1年が過ぎたころ突然Bさんから連絡がはいった。

「突然、私の誕生日をお祝いするメッセージをくれたんです。実は、破局したのは1年前の私の誕生日直前。納得のいく別れではなかった私は、そのメッセージにすぐ反応してしまいました」

 Aさんは、はやる思いを抑えてメッセージのお礼とともに、他愛もない挨拶を返信。するとBさんは1年前に何事もなかったかのように返事をくれたという。そして、自然と久々に再会する約束を取り付けていたそうだ。

「1年ぶりに会った彼は、相変わらずひょうひょうとしていましたが、ふたりの間に流れる雰囲気は付き合っていた当時と変わらないように感じました。それで私が付き合っている人はいないか聞いたところ、私と別れてからは誰とも付き合っていないというのです。正直チャンスだと思いました」

 Aさんは意を決して、よりを戻したい旨をBさんに伝えた。しかし、またも驚きの発言に悩まされることになってしまったのだ。

思いがけない提案に戸惑うも再び交際を開始

「『結婚したいって言わないなら、また付き合ってもいいよ』と、彼は悪気のない笑顔を浮かべながら言いました。最初に交際したとき、確かに私は友人の結婚を羨ましがったり、30歳までには結婚したいと彼に話していました。私はまさか、彼が結婚願望がまるでないとは想像もしていなかったのです」

 彼からの思いがけない提案に、悩みに悩んだAさん。しかし、彼は当時すでに30代後半。さすがに交際を続けていくうちに考えも変わるだろうと思い、Aさんは結婚願望に一時蓋をして、彼と再び交際することを選んだのだという。

「彼は結婚を匂わせるようなことを徹底的に排除してきました。もちろん、恋人としては申し分ない素敵な男性だったのですが、彼が優しくしてくれればくれるほど、私の結婚願望は高まっていったのです」

別れを決意するも自身の結婚像を失ってしまう

 再交際から1年が経ったころ、Aさんは同僚から合コンの人数合わせを頼まれた。結婚を約束しているわけではないが、秘密裏に合コンに参加するのがはばかられたAさんは、Bさんに参加していいか確認することにした。

「彼は『お、いいじゃん! 結婚してくれる男を捕まえてきなよ』って言ったんです。それでやっと、彼が心底私と結婚したくないと思っていることがわかりました。もしかしたら、本当は合コンに行ってほしくないのにおちゃらけて言ったのかもしれませんが、結婚を断固拒否している彼に結婚願望をいじられたことが許せませんでした」

 Aさんはその場で別れを切り出し、彼も少し悩んだような素振りを見せたあと、同意したという。

「彼との2度目の別れから1年ほど。いまだに結婚はできていません。彼からは定期的に世間話のような連絡がきますが、1、2通やりとりをしては自然と会話が終わります。あえて結婚したくない男性と交際し、私自身も結婚したい願望が薄れてしまっていますが、また彼とよりを戻すことはないと思います」

 Aさんは、「とにかく誰とでもいいから、結婚したいと思っていたあのころの自分はバカみたいだった」と振り返る。しかし、本当は誰とでもいいわけではなく、Bさんとだから結婚したいのだろう。男女の仲というのは難しいものである。

(Hint-Pot編集部)