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肩こりが胃の不調に関係? 寝る4時間前まで夕飯を終えることも重要に

著者:Hint-Pot編集部

胃の不調と肩こりには関係が?

 一日の中で胃の不調を感じやすい時間帯は、「夜(35.7%)」が最も多く、次いで「夕方(28.6%)」「朝(27.1%)」と続きました。しかし不調の程度を時間別で尋ねてみたところ、1位は「朝に重いorやや重い」と感じる人が74.9%で、次いで「夜に重いorやや重い」と感じる人が64.0%でした。

 梅舟先生は、朝・昼・夕と1日3食を食べると夜は一番胃が疲れている時間のため、元々症状が出やすいと指摘しています。一方、朝に重い症状を感じる人が多いのは、本来寝ている間に胃が休まることで胃の疲れがリセットされるが、胃が弱っていると食べ物が胃の中に残っている状態で寝てしまうので胃に大きな負担がかかることも原因と考えられるそうです。

 胃の不調を感じている人が同時に抱えている他の不調を尋ねてみると、1位は「肩こり」(51.6%)に。2位は「目の疲れ(47.9%)」、3位は「疲れ(35.0%)」となりました。肩こりの原因はさまざまですが、胃の不調との関係は気になるところです。

 梅舟先生によると、肩こりが起きると首回りの血流が低下し、自律神経の機能を低下させるため、胃の働きも低下してしまうケースも考えられるそうです。胃の不調を感じたら、胃の負担を軽くするために固形物よりも果物やヨーグルト、スープ、ゼリーなどを摂取して、寝る4時間前までに夕飯を終えることが理想的とのこと。

胃の中にいるピロリ菌 除菌後も1~2年ごと胃カメラを

 胃の不調の原因の1つとして「ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)」が胃の中にいる可能性があります。ピロリ菌の除菌治療経験について尋ねると、「ピロリ菌はいたことがないので除菌治療はしていない」が63.1%で最も多くの回答を集めました。

 一方で「除菌治療をした」は9.9%、「除菌治療中」は0.7%でした。しかし、「ピロリ菌自体が何か分からない」と回答した人は23.1%に上り、ピロリ菌の認知度が決して高くはないことがわ分かりました。

 梅舟先生によると、ピロリ菌は胃がんにおける最大の危険因子であり、除菌治療を行うことで胃がんのリスクを確実に減らすことができるとの見解を示しつつも「リスクはあくまでも1/3程度に減少するだけ」と念を押しています。除菌後も1~2年毎に定期的に胃カメラを受けることが望ましいそうです。

 しっかり食べて栄養を取ることは、心身の健康を保つためには必要不可欠。正しい知識で胃の健康を保ちながら、新しい生活様式などの変化にも耐え得る心身でこの状況を乗り切っていきたいものですね。

(Hint-Pot編集部)

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