育児・家族

子どもが医学部に進学した親1026人 受験対策は「小学生から始めるべき」と考える理由とは

著者:Hint-Pot編集部

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子どもの勉強に対する自主性と意欲を継続させるには?

 では、実際にどういった受験勉強対策をすればいいのか? これまでしていたことを尋ねる設問では「学習塾での勉強(52.6%)」が半数以上を占め、次いで「家庭教師での勉強(14.8%)」「学校での授業のみ(12.6%)」と続きました。

 やはり学習塾や家庭教師など、プロのもとで勉強する人が多いようです。しかしながら、独自の教育法についても以下の声が寄せられていました。

【独自の教育法について1】
「小さい頃から学年より上の勉強をしていた」(40代・女性・奈良県)
「幼稚園の頃から勉強することは毎日の習慣とする」(50代・女性・兵庫県)
「子ども自身が勉強したくならない限り、勉強はさせない。興味があるものには、積極的に協力して、一緒に解決する」(50代・男性・千葉県)

 子どもが強制ではなく自主的に勉強するには、学びの楽しさを感じてもらうことも1つの手でしょう。勉強が習慣になることで「もっと知りたい!」という意欲も湧きやすくなり、良い相乗効果を生み出すとも考えられます。

【独自の教育法について2】
「小学校くらいから将来の仕事などについて話をしたり見学したりしていた」(50代・女性・福岡県)
「延々と勉強させるのではなく、1日の量を決め、それが終わったら自由時間にしてあげる。高校生になったら、自己判断に任せる」(50代・女性・東京都)

 また、勉強への意欲を継続するためには、将来の目標を常に意識できる環境も重要のようです。目標を持つ子どもが「到達までの手段」を考えることは自然の流れ。そこで「今は一生懸命頑張る時期だ」と本人が思えば、親が強制する必要もなくなるでしょう。やはり何より大切なものは本人の意志。子どもの性格に合わせ、将来に向かって前向きになれるような勉強法・教育法を見つけることができるといいですね。

 親の側にはどのような苦労があるのでしょうか。実際に医学部受験を経験した保護者の方々からは、以下の声が寄せられていました。

【医学部受験において苦労した経験とは?】
「本人のモチベーションの維持と自信を持たせること」(50代・男性・北海道)
「大学別医学部の特徴などのリアルタイムの情報収集」(50代・女性・福岡県)

 模試の結果に一喜一憂したり、苦手科目に悩まされたり、どの大学を受験するか悩んだり、受験が終わるまで本人の気持ちを保ち続けるのはなかなか難しいですよね。さまざまな苦労がありますが、親のサポートも重要であることが伝わってきました。受験するのはあくまでも子ども。親の役割はモチベーションの維持や情報収集など、スポーツチームの“応援団”的なものなのかもしれません。

(Hint-Pot編集部)