動物・レジャー

小鳥の水飲み事故なぜ起きる 注意喚起の漫画が話題 愛鳥家も「知らなかった」の声

著者:Hint-Pot編集部

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漫画のワンシーン【画像提供:めのう文庫(@mari_mon)さん】

 SNSなどで時々見かけることのある、小鳥がコップのフチに乗って水を飲む光景。その愛くるしい姿に思わず心がほっこりしてしまうという人も多いのではないでしょうか。しかし、この状態、目の前に飼い主さんがいたとしても非常に危険だそうです。では、小鳥の水飲み・水浴びはどうすれば良いのでしょうか。この注意点などを紹介した漫画が話題となっています。作者の、めのう文庫(@mari_mon)さんに話を伺いました。

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一瞬で溺死する可能性も 2つの理由とは

 人間用のコップを使用した小鳥の水飲みについて、「『見ているから安心』は通用しない!」と主張する作者。最悪の場合には、一瞬で溺死してしまう可能性があるそう。そこには、小鳥ならではの理由があります。

 まず、その理由の1つとして挙げられるのが「くちばし」。くちばしは硬く、閉じたとしても隙間ができてしまい、人間の口のように完全に密閉することはできないといいます。そのため、小鳥が水の入ったコップに落ちてしまうと瞬時に水が体内に入ってしまい、さらに水に落ちたことでパニックを起こすため悪循環に陥るそうです。

 もう1つは「鳥の指」。鳥は丸い枝状のものであれば、指全体を絡ませるようにして掴むことができますが、これがコップになると爪だけで挟んでいる状態になります。この状態で水を飲もうとすると、体重が頭側に逃げ足元が不安定に。さらに足場が濡れているため、水に落ちやすくなってしまいます。

 そのため、小鳥の水飲み・水浴びにはコップではなく、可能な限り市販の小鳥用水入れを使用するのがおすすめとのこと。値段も数百円からあるそうで、リーズナブルです。

 また、人間の飲み物で溺れてしまうケースも。放鳥中は飲食をしないのがベストですが、カップなどを手から離す時には、シリコンカップカバーや小皿でフタをするといった工夫も描かれています。ただ、活発な性格の個体ではこれらも簡単に取られてしまうようで、もし飲み物が必要な場合にはタンブラーや水筒などで飲むのが良さそうです。

 作者がこの漫画を公開すると、コメント欄には過去に愛鳥を亡くした方からの後悔の声が。中には、子どもの頃におみそ汁でインコが溺死して以来、おみそ汁を一切飲めなくなったという悲しい話もあったといいます。また、長く鳥を飼っている方からも「知らなかった」「飼育書にも書かれていなかった」といったコメントが寄せられています。

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