インタビュー

【私の家族】せんだみつお、12年前から保護猫を次々とお迎え 「大富豪ならみんな引き取りたい」

著者:中野 裕子

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日課のお世話がトレーニング コロナ禍の運動不足解消に

愛猫が集結した年賀状。亡くなった子の姿も【写真提供:せんだみつお】
愛猫が集結した年賀状。亡くなった子の姿も【写真提供:せんだみつお】

 僕は毎朝5時に起きるんですけど、うちは暖かくしているから猫は思い思いの場所で眠っているんです。その寝顔を見ているだけで癒されます。ソッちゃん(2代目ソックスくん)だけが男の子で、ソッちゃん以外は全員女の子なんですけど、女の子なのにヒゲが長いというのが、何ともいえずかわいい(笑)。

 つい、ちょっかい出して起こしちゃったりしてね。抱き心地もいいですね。僕に一番懐いてているソッちゃんは、うちに来た時はまだ3か月で小さかったのに、今では5.2キロ。抱くと僕の左腕に頭を預けるんです。結構重くて、その重いのがいい。抱っこしながらスクワットすると、いい運動になります(笑)。

 朝起きるとまず猫ちゃんたちの水を替えたり、トイレをきれいにしたり、ごはんを軽くあげたりするのが日課。家の中のあちこちに置いてあるので、“しゃがんで立って”を繰り返すので、これもトレーニングになりますね。

 特にコロナで外出自粛が叫ばれ運動不足になりましたから、猫ちゃんたちがいて、本当に良かった。お世話だけじゃなく、話しかけたり、遊んだりもできるじゃないですか。それもいい。

 名前を呼ぶと「ニャ~」って返事をするし、チョッちゃんがよく窓から外を眺めているので、「今日は寒いね。外の猫ちゃんは寒いね。かわいそうだね」と話しかけると、チョッちゃんは僕の顔を見て「そうだね」という顔をするんですよ。それがまた、たまらなくかわいい(笑)。

ビーグル犬を2代飼育 喪うつらさに「もう飼わない」と決めていたことも

 実のところ元々は犬派。幼稚園の頃、「ベル」という雑種を飼っていまして、懐いてくるのがかわいくてね。大人になってからは、長男・雄太の小学校入学祝いにビーグル犬を飼い「ジョン」くんと名付けました。

 当時は子どもたちが登校した後、その子を連れて公園を散歩するのが僕の日課でした。ところが、散歩に行った時に車に轢かれてしまってね……。いや、悲しかったです。

 ジョンが近所のビーグル犬と結婚して子どもができた直後だったので、ジョンが亡くなった後は、その子どもの「ジョニー」くんを育てていました。ジョニーが病気で亡くなったのが、僕が40代後半の時。一緒に過ごした思い出がたくさんあって「もう悲しいから犬は飼わない!」なんて思っていたんです。