インタビュー

【私の家族】せんだみつお、12年前から保護猫を次々とお迎え 「大富豪ならみんな引き取りたい」

著者:中野 裕子

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本当は保護猫や犬をみんな引き取って幸せにしたい! せんださんの願い

猫愛を熱弁!【写真:山口比佐夫】
猫愛を熱弁!【写真:山口比佐夫】

 だから、長く動物は飼っていませんでした。猫に思い入れはなかったし。初代ソックスと一緒に暮らし始めた時も、最初は「リアクションの薄い動物だなあ」なんて思っていたのですが、だんだん猫の魅力の奥深さを感じるようになりましたね。あの自由さがいい。人間の本来の姿を見ているみたい。

 今の季節だと暖かいところを自分で探してそこで眠ったり、でかいあくびをしたり、でも、何かしてほしい時はこちらにすり寄ってきたりして、ちょっと女性っぽいというのかな(笑)。そこが魅力。まさかこんなに猫好きになるとは思わなかった。

「我が家の猫以外はどんなだろう?」と思って、4、5年前まで月1回ぐらい猫カフェに通っていたほどです。フクロウカフェにも行ったことがあります。基本、動物が大好きなんです。

 本当はわんちゃんと猫ちゃんの両方と一緒に暮らしている人がうらやましい。両方かわいがりたいし、わんちゃんと猫ちゃん同士が仲良くしている姿も素敵ですよね。ただ、今はもう毎日散歩に行くというのはしんどいので、わんちゃんは難しい。その点、猫ちゃんは散歩をしなくていいので助かります。

 犬も猫もしゃべることができたらいいのいなあと思いますね。1年に1回でいいから、何か言ってほしい! 「お父さん、ありがとう~」とかね。でも、5匹もいるから、みんながしゃべったらうるさくてしょうがないか(笑)。

 コロナ禍で動物を飼ったはいいけど、世話をし切れなくなって捨てちゃう人が増えているらしいですね。虐待する人もいるけど、そういうのは許しがたい。短気で、動物を主従関係の従だと考える人は動物を飼うのに向いていないと思います。

 もし、僕がビル・ゲイツのような大富豪だったら、東京ドームぐらい広い場所に、保護猫ちゃんや保護犬ちゃんをみ~んな引き取って、幸せな“猫生”“犬生”を送らせてあげたい。残念ながらビル・ゲイツじゃないから、僕にできることといったらご縁のあった猫ちゃんと一緒に暮らして、動物関連のイベントで司会をすることぐらい(笑)。動物関連イベントの司会、もっとさせていただきたいですね!

◇せんだみつお
1947年7月29日に樺太(サハリン)で生まれ、東京・杉並で育つ。本名:中野光雄。駒澤大学経済学部を中退後にバンドの付き人やコンサートの司会を始め、69年にはラジオ番組のリポーターに。70年代にバラエティ番組「ぎんざNOW!」(TBS系)や「うわさのチャンネル」(日本テレビ系)の司会でブレイクし、「ナハ! ナハ!」のギャグで大人気となった。90年代後半には“せんだみつおゲーム”が宴会芸として流行。近年は企業のパーティーなどでの司会業をメインに活動している。

(中野 裕子)