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歯の治療で感じるナゾ キーンという音 赤い液体 ピンクの歯型…口の中で一体なにが?

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:金子 隆二

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う蝕検知液。虫歯になっている部分だけを染色する【写真:Hint-Pot編集部】
う蝕検知液。虫歯になっている部分だけを染色する【写真:Hint-Pot編集部】

口をゆすいで水を出したら赤い色だった…… どうして?

Q.口をゆすいだとき、赤色や青色の液体が出てくることがあります。正体はなんですか?

A.恐らく『う蝕検知液』です。

 歯科医は、勘で虫歯を削っているわけではありません。この「う蝕検知液」は、虫歯になっているところだけ染まる薬です。赤と青があるので、この薬を使ったあとにうがいをしたため、色のついた液体が出てきたのではないでしょうか。

 染色で感染部を可視化するため、感染層のとり残しや削りすぎを防げます。例えば、昔治療した部位が痛み、詰め物を取ってみたら再発していたという話をよく聞きます。再発(二次う蝕)は、詰め物の縁に隙間ができてそこから再度虫歯になることがほとんどですが、虫歯を取り残したまま、詰め物をしてしまい、最初に治療したときよりも悪化して見つかるということも少なくありません。この薬でチェックをしながら治療することで、虫歯の取り残し、再発防止はもちろん、歯の削る量を最小限に抑えます。