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歯の治療で感じるナゾ キーンという音 赤い液体 ピンクの歯型…口の中で一体なにが?

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:金子 隆二

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歯型をとるときに主流なピンク色の印象材「アルジネート」【写真:Hint-Pot編集部】
歯型をとるときに主流なピンク色の印象材「アルジネート」【写真:Hint-Pot編集部】

歯の型をとるときに見かけるピンクのものは? 熱くてびっくりすることも

Q.歯の型を取るときに熱かったり、冷たかったりするのはなぜですか?

A.歯型をとる印象材には色々な種類があり、冷やしたり温めたりしているからです。

 よく使われているのは、ピンク色の「アルジネート印象材」です。水で練って使います。温まると化学反応で早く固まってしまうので、冷たい水を使います。夏は室温が高くなるので冷蔵庫で冷やした水を使います。そのため型を取るときに冷たい感じがします。

 また、精密に型を取りたいときはアルジネートと併用して溶けた寒天を使います。これが熱く感じる原因です。寒天は60度くらいでボイリングしています。一見、熱そうに聞こえますが、普段飲んでいるみそ汁のほうが熱いくらいです。この寒天はところてんに使う寒天と同じようなもので、すごくもろいので単独では使用しません。寒天で覆った歯のさらに上からアルジネート印象材を重ねて使用します。これが歯型を取るときに熱かったり冷たかったりする理由です。

 口のなかで行われていながら、意外と知らなかった歯医者の謎。実際にどんなことをしているかを知り、イメージすることで歯医者嫌いな方も少しだけ恐怖心が薄れるのではないでしょうか。ぜひ不明な点は積極的に主治医に確認し、信頼関係を築いていってください。

(Hint-Pot編集部)