インタビュー

親日国フィンランドで「イナゴの佃煮」がウケた 移住した30代日本女性シェフの暮らし

著者:Hint-Pot編集部・白石 あゆみ

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フィンランドには湖や湿地も多い【写真提供:minori】
フィンランドには湖や湿地も多い【写真提供:minori】

フィンランドに伝えたい日本の食文化

 また、食事のスタイルだけでなく、食材を余すところなく使う、日本の調理法にも注目しているという。

 例えば、バラチラシ丼。刺身定食の余った部分をダイス状にして、海鮮丼にして提供。また、骨はカラっと揚げて骨せんべいにしたり、アラは煮込んで出汁にする。焼き鳥ひとつにしても、鶏を細かな部位に分け、それぞれに合った味付けや火加減で上手に調理している。なるべく食材を使い切り、無駄を出さない日本の調理法をフィンランドに伝えたいと、minoriさんは語る。

「フィンランドには日本の良さを、逆に日本にはフィンランドの良さを伝えながら生きていきたいです。日本へはものを大切にするフィンランド人のDIY精神、そして自然と共存しながら新しいものを創るというスタイルを伝えていきたいですね」。