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スズメバチの恐怖 刺されないためには? もしも刺されたら? 知っておきたい対処法

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:丸沢 丸

夏の脅威 スズメバチ【写真:写真AC】
夏の脅威 スズメバチ【写真:写真AC】

もしも刺さてしまったら 知っておきたい対処法と避けたい行動

 もし、刺されてしまったら、どうしたら良いでしょう? 「なによりも素早い対応が大切です。場合によっては一刻を争う事態になる可能性があります。大事をとってすぐに病院へ行きましょう」と丸沢さん。パニックにならないように、刺された後の対処方法として、著書にも紹介されている内容を、まとめました。

1、まずは最低でも50m以上その場を離れ、二次被害を防ぐ
「刺したハチが警戒フェロモンを噴射している可能性があります。その場にとどまっていると、そのフェロモンに反応したほかのスズメバチがやってきて刺されるかもしれません。もしくは刺したスズメバチがもう一度アタックしてくることもあります」

2、冷水で患部を洗い流しながら毒を絞り出す
「毒針が刺さったままにしておくと、どんどん体内に注入されます。針の先端をつまんでそっと引き抜きます。万が一、毒が入った袋(毒嚢)が残っていたら、刺さったままの状態で毒嚢を触ってしまうと、毒が注入されてしまうので注意します。近くに水道水があったら、冷水で洗い流しながら、刺された場所をつねるようにして毒を絞り出します。冷水で洗うことで血管が収縮して、毒の吸収を多少は抑えられます」

3、持っていたら虫刺され薬を塗る
「抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏が有効と言われます。もし、近くにものすごく準備が良い人がいたら、持っているかもしれません」

4、傷口を冷やす
「保冷剤、水、濡れたタオルなど、とにかく刺された場所を冷やして安静に。血の巡りが良いと腫れがひどくなることもあります。冷やすことで毒の巡りを悪くします」

 一方で、避けたい行動としては、次の通り。

1、刺されたときに大騒ぎして、手で振り払う
「スズメバチを刺激します。左右に素早く動くものに反応します」

2、口で毒を吸い出す
「口の中に傷や虫歯があった場合、毒が侵入してしまうかもしれません」

3、おしっこをかける
「迷信で、そうする人がいるようです。尿の雑菌で皮膚炎を起こすこともあると言われます」

 丸沢さんは、次のように言います。

「自分は大丈夫」などの自己判断はNG。刺されたら大事をとって病院へ。「重症の場合は、アナフィラキシー症状が10~15分以内に出ることがあります。ハチに刺されたくらいで、と思わず病院へ行きましょう」

 また、一度刺されただけでもアナフィラキシーショックになる場合があるそうです。特にこれから夏山やバーベキューなどに頻繁に行く人は、自分の「ハチ毒アレルギー」を検査しておくとよいでしょう。

(Hint-Pot編集部)

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