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どうぶつ

誤飲で緊急手術 生死をさまよったねこに「おかえり」と愛猫家がエール

著者:Hint-Pot編集部

誤飲には厳しい声も 「同じ思いをしてほしくない」という気持ちを伝えたい

爪とぎベッドがお気に入りの場所【写真提供:ホタテ@ソマリ(@emimail1)さん】
爪とぎベッドがお気に入りの場所【写真提供:ホタテ@ソマリ(@emimail1)さん】

 ホタテちゃんとの出会いは、空いた時間に初めて入ったというねこカフェでした。

「動きがのんびりで食べるのが遅い子だなという印象で、周りのねこちゃんにおやつを取られていたので、何となく気になり目で追いかけてしまいました」と回想します。

 健気な表情が頭に残り、1週間後に再訪。今度は膝の上に乗って「ふみふみ」をしてくれたといいます。店員さんから「ケンカの仲裁に入るような子」と聞き、「優しくて穏やかな子なんだな」と思ったそう。

 保護ねこのお迎えを考えていたことから、ホタテちゃんを家に招くか熟考しました。カフェに8回ほど通う間に「ここで仲間たちと暮らすことが幸せなのか。でもカフェだと毎度はじめましての人と触れ合うから、ストレスも多少あるかもしれない……」などと考えをめぐらせたといいます。

 最後は「『ほっちゃんを自分の手で一生幸せにしたい』という思いが強くなり、店長さんにお願いしてお迎えを決めました」と教えてくれました。

 おいしそうな名前は、海鮮類に目がない飼い主さんが一番好きな食材という「ホタテ」が由来です。「『ペットに食べ物の名前を付けると長生きする』という言い伝えがあり、元気に長生きしてほしいという思いを込めて名付けました」と語ってくれました。

 大手術を終えて帰宅したあとは、飼い主さんの体のどこかに触れたがるなど、飼い主さんが隣にいないと不安がる様子がみられましたが、回復と同時に元の様子に戻ったそう。

「体重も退院時は0.5~0.6キロ(全体重の2割弱)減ってしまいましたが、毎日よく食べるのですっかり元に戻りました」と胸を撫で下ろしています。

 今回の件について、飼い主さんは「不快に感じられる読者もいるかもしれない」と取材を受けるのを控えていました。実際に批判覚悟で投稿したツイートには厳しい声もあったとのこと。それでも「さまざまなご意見が寄せられることを覚悟の上で、すべて受け止め反省と感謝の気持ちで前に進みたい」「後悔や失敗の情報を共有することで1匹でも多くのねこちゃんが守れるのなら」と質問に答えてくれました。

 飼い主さんはこう話しています。

「自分のせいでほっちゃんに痛い苦しい思いをさせてしまったことがつらかったです。帰宅時、苦しい表情で口からおもちゃの紐と棒をぶら下げていた姿がずっと忘れられません。自分がおもちゃを片付けていれば、誤飲について日頃から勉強していたら、もっと早く帰宅していたら……と、後悔は山ほどあります。

 たくさんの方がホタテの無事を喜んでくださるとともに、『自分も気を付けようと思った』という前向きなお言葉をいただいて、ホッとしました。今後も1つの命と向き合っているということ、ねこの一生を丸ごと引き受けているということ、その事実の重さを改めて受け止めて、あらゆるリスクから守っていきます」

○取材協力:ホタテ@ソマリ(@emimail1)さん

(Hint-Pot編集部)

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