話題
“日本人化”が止まらないフランス人 「日本に染まる前」とあとで変化した、欠かせない「冬の定番」料理とは
公開日: / 更新日:

寒い冬は、体が温まるものを食べたくなりますよね。そんなとき、日本で暮らす外国人はどんなものを食べるのでしょうか。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、日本で暮らすうちに、「冬の定番」料理に変化があったようです。自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)でその様子を再現し、注目が集まっています。
◇ ◇ ◇
チーズにこだわりを感じるフランスの「冬の定番」
日本で暮らして8年で、すっかり“日本人化”しているというオレリアンさん。日本の文化や食に触れながら、その魅力を伝えています。
今回は、「日本に染まる」前とあとの「冬の定番」料理について紹介。まだ日本の暮らしに慣れていなかった頃は、ラクレットがオレリアンさんの定番でした。
ラクレットはスイスが発祥といわれており、温めて溶かしたチーズを、ジャガイモやパンなどにかけて食べる郷土料理。フランスでも広く愛されています。オレリアンさんによると、フランスでは「一家に一台ラクレット機」があるそう。
「日本に染まる前」を再現したシーンには、上段は食材が焼けるプレートで、下段はチーズを温められるようになっている、一体型のラクレット機が登場。具材として、ふかしたジャガイモや生ハム、ピクルス、野菜などを準備します。
さらに、用意したチーズはなんと3種類! 白ワインとともに味わうおしゃれな料理は、まさにフランスを感じさせます。
日本の「冬の定番」は体が温まるヘルシー料理
一方、「日本に染まったあと」の定番は「鍋パーティー」です。卓上鍋で「焼きあごだし鍋」を作ります。豆腐や白菜などの野菜、鶏肉、油揚げなど、具はヘルシーな食材ばかり。オレリアンさんは、完成した鍋のつゆをまずひとくちすすると、「これおいしいよ、本当に」と大絶賛しました。
さらに、鍋のおともに日本酒も。小さなお猪口を使って味わいます。体の芯から温まる、日本の「冬の定番」料理に舌鼓を打ちながら、幸せいっぱいな表情を浮かべました。
「日本の冬に欠かせないあの味とは……?」と添えられた今回の投稿。コメント欄には「両方おいしそう!!」「べべちゃんの素敵なところは、日本の良い文化を再発見させてくれるだけでなく、フランスの文化も素敵だなぁと知るところです!」「日本人になりつつある」「こんなふうに日本を愛おしく思ってくれてありがとうございます」「どっちも食べたい」などの声が上がっています。
(Hint-Pot編集部)