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3歳娘が「ものすごい変化」 49歳で第1子出産の小松みゆき、子を持つ喜び実感 子持ち様批判の風潮「嫌な思いはしたことない」
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ママ友との交流“違和感なし” 不妊治療で出産した親も
一方、母親の小松さんにとっても幼稚園は新鮮な経験でした。
子どもを預けるのは昼食後まで。そのため弁当を手作りすることが日課になりました。
「毎日作っています。大変ですね。でも、量が少ないのと、特に夏は猛暑だったので幼稚園から冷やして持参するよう指示されています。暑すぎて腐ってしまうので。だから前の晩に仕込んで冷凍したものとか、冷凍のお弁当用の食品をそのまま入れるだけなので、整えるのはご飯ぐらい。昔、自分のお弁当作っていた時代よりは随分簡単になりましたね。今も保温庫があるのでアルミのお弁当箱で持っていけば、冷凍ものを入れておいても温めてくれる。私は移し替えが主な作業なので、もう予想より全然楽にやらせていただいています」
また、幼稚園は保育園と違い、さまざまなサポートを親が担当することが多いです。
「お迎えとは別に10日に1回ぐらいは何かしらの用事で幼稚園に行っていますね。親もお手伝いしたり、行事用の道具を作ったりするんですよ。草刈りとかもあるので」
そして、ママ友たちとの交流も違和感なくやれているそう。
「娘の通っている幼稚園では、私の感覚ではすごく若い人があまりいないように思います。ちょっと話を聞くと、やはり不妊治療で産まれたんですっていう方とか、落ち着いた感じでお話ができる方も多いので、特段浮いている感じはしてないですけど、相手はどう思っているか分からないですね(笑)。ただ、すごく年の差があるような感覚はなく、なんとなくなじませてもらっている感じですね」
娘とつきっきりだったころに比べ、1日のルーティンはメリハリがつくようになりました。
「生活のパターンはすごく変わってきました。娘がいない間に家事を一気にやっています。ちっちゃい時は、抱っこしたままとか寝ている隙に家事をやるみたいな感じで分散してしまいますが、それをガーッとできるようになったので集中して終われています」
退園後は一緒に買い物に行くなど、親子の時間をたっぷりと確保。「幼稚園内で退園後も1時間ごとに体操やお絵描き、英語だったりで、延長で預かってくれる制度もできたので、もうちょっと慣れたら参加するかもしれないですけど」と話しました。
少子化が進み、東京では1人の女性が一生のうちに産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」が1を切っています。子どもを持つことが当たり前のことではなくなり、ネット上では「子持ち様」というワードがたびたび炎上し、子連れが生きづらい風潮もあります。