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「時間、捻出します」 気軽にランチに誘っただけなのに… なぜかイラッとくるママ友からのモヤモヤワード

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

写真はイメージです【写真:写真AC】
写真はイメージです【写真:写真AC】

 子どもが生まれると、必然的にたくさんのママと出会い、お付き合いをしていくことになります。学生時代までの友人と異なり、生い立ちや家庭環境、年齢や考え方もさまざま。自分が「仲良くなれる・なれない」に関わらず、交流しなければならない場が増えていきます。そんなときトラブルのもとになりがちなのが、ちょっとした言い回し。日本語は難しい? そんなつもりがなくても、あなた自身も気づかないうちにやってしまっているかもしれません。

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忙しいアピール? ランチの約束にやたら大仰な表現をするママ友

 5歳の女の子のママで専業主婦の加奈さん(仮名)のお話です。加奈さんの娘さんは今年の春、幼稚園に入園しやっと自分の時間が少し持てるようになってきたといいます。

 同じクラスのママ友の茜さん(仮名)とは、送り迎えの際によく顔を合わせ、立ち話をする仲。茜さんはママ達の間でも顔が広く、上の子も同じ幼稚園に通っていたようで、いろいろなことを知っていて、加奈さんも分からないことはよく聞いていたのだそうです。

 娘達の夏休みも近づいてきたある日、加奈さんは初めて茜さんをランチに誘ってみました。

「まず候補日をいくつかあげてほしいと言われました。別にいつも立ち話をしている時間に、さっとカフェへ入る程度でもよかったのですが、折角のランチだし、ゆっくりしたいのかな? と思って、4つほど候補日をあげたんです」

 しかし、加奈さんが候補日を提案すると今度は『もう少し待って』と言われて、返事が来るまで数日を要したのだそうです。

「本当はランチ行きたくないのかなと思った矢先に来たのが、『〇日であれば時間を捻出できます』との返事でした」

『捻出』という言葉に、ついカチンときてしまったという加奈さん。何にそれほど引っかかってしまったのでしょうか。

「いつも立ち話をしているくらいですし、向こうも専業主婦なのでそんなに忙しいの? って思いました。もちろんランチに誘ったのは私からなのですが、そんな無理に時間をあけてもらわなきゃいけないのなら、『結構です』と言いたくなっちゃいました。何だか『忙しい私がわざわざ時間割いてあげるんだから、感謝しなさいよ』って言われている気がしてしまったんですよね」