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「毛づくろいするねこちゃんからしかとれない栄養がある」 元保護ねこの愛らしい習慣に2.9万人メロメロ 「これは、高栄養がとれそうですね!!」と反響
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ねこは自分の体を清潔に保つため、毛づくろいが欠かせません。その方法には個体差があり、独特な毛づくろいを見せることも。X(ツイッター)では、飼い主さんに抱っこされながら一生懸命、毛づくろいするねこに注目が集まっています。シッポを抱え、丁寧にお手入れする姿には、2.9万件もの“いいね”が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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元保護ねこの愛らしい“シッポ毛づくろい”に悶絶
「自分を抱っこしてもらいながらシッポを抱っこして毛づくろいするねこちゃんからしかとれない栄養がある」
そんなコメントとともに投稿された動画には、飼い主さんの腕に抱かれた三毛ねこが映っています。ねこは自分のシッポを両前足でしっかり掴み、毛づくろい。シッポの先に向かって入念にお手入れします。
表情は真剣そのもの。シッポを抱きしめるように持つ丸い手も愛らしく、いつまでも見ていたくなります。
投稿には2.9万件もの“いいね”が集まり、リプライ(返信)には「かわいすぎるよそのポーズ!!」「これは、高栄養がとれそうですね!!」「かわいいを辞書で引くとこのシーンが出ると思う」など、癒やされた人からの声が続々と寄せられています。
幼い頃から、包み込まれる形でシッポを毛づくろいしていたちーちゃん

シッポを丁寧に毛づくろいしていたのは、元保護で7歳の女の子の「ちー」ちゃん。2018年5月に、飼い主さんに保護されました。
飼い主さんによると、ちーちゃんがシッポを毛づくろいするのは、日常的なことだそうです。幼い頃から、抱っこに限らず体が包み込まれるような形になると、このような仕草を見せるといいます。
そんなちーちゃんは、ハチワレの女の子「ハツ」ちゃん、キジトラの女の子「カン」ちゃん、黒ねこの男の子「ぺー」くんという3匹のねこと暮らしています。全員が元保護ねこで、みんなとても個性的だそうです。
ねこたちと暮らす飼い主さんは、長年にわたって保護活動に携わり、困っているねこたちに手を差し伸べてきました。
「初めてねこを保護したのは、20年以上前です。活動らしい活動をしているわけではなく、けがをしたねこや困っているねこに遭遇する機会が友人知人含めて多く、その子たちを迎えています」
一匹でも多くの動物が安心して、幸せに暮らせることを願っている飼い主さん。「お迎えや保護活動に直接携わることは難しいけれど、何かしたいという人に向けた保護犬・保護ねこ支援プログラムがあることを知ってほしいです」と呼びかけています。
○取材協力:ソラネコさんち(@mofgedama)さん
(Hint-Pot編集部)