日本は、世界の文化や味を取り入れながら、新たな魅力を生み出すのが得意です。そんな日本で暮らすフランス人のオレリアンさんは、来日した両親に、フランス発祥のスイーツをアレンジした日本の食べ物を試してもらうことに。見た目から食感まで、本場の味を知るふたりをうならせたその一品とはなんだったのでしょうか。自身のインスタグラムアカウント（bebechan_france）で公開し、注目を集めています。

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初めて見る日本のクレームブリュレアイスに感激

　日本に滞在するフランス人の両親に、ある日本の食べ物をすすめたオレリアンさん。差し出したのは、最近流行っているという、「クレームブリュレ」味のアイスクリームでした。クレームブリュレとは、カスタードクリームの上に砂糖をかけて焦がしたもので、とろけるような食感と硬いカラメルの対比が魅力的なフランス発祥のスイーツです。

　パッケージを開けた瞬間、「まるでクレームブリュレそのもの！」と感激するお母さん。フランスにもクレームブリュレ味のアイスはありますが、カラメルがのっていないそうです。日本のアイスはしっかりカラメルがのっていて、思わず「普通のクレームブリュレじゃないの？（笑）」と、お父さんは半信半疑の表情を見せます。

　キャラメルを割ってみると、「すごい、本物みたい！」と歓喜するお母さん。ひとくち食べると「すごくおいしい！　本物のキャラメルの味がする」と大絶賛しました。お父さんも、ひとりじめしようとするほど気に入ったようです。そして、お母さんが冗談混じりに「これ、フランスに持って帰れないかな（笑）」とつぶやくと、お父さんも「これは本当にすごい。大発見だ」と舌を巻きました。

　日本のアイスは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで手軽に購入できるものであっても、とてもクオリティが高く、外国人観光客からも大人気です。流通過程において、冷凍温度管理が徹底しているため、品質が安定していることもおいしさの秘訣でしょう。

　ただ、味が似ているだけでなく、見た目や食感まで本物のクレームブリュレにそっくりな完成度に、オレリアンさんの両親が持ち帰りたくなるのも納得です。

　コメント欄には「フランスへ箱で送って差し上げたい」「日本人の何に対しても探究心がすごい。職人魂」「このおいしさをこの値段で買えるなんて信じられないと思います」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）