海外を訪れると、日常では意識しない自国との違いに気づくことがあります。日本を初めて訪れたアメリカ人親子も、母国との違いを実感したそうです。外国人観光客に日本食を体験してもらいながら、日本の印象をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。登場した親子は日本の文化について、アメリカとは「真逆」と表現しました。いったい、どんなことに気づいたのでしょうか。

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きっかけはSNS　一家で初めての日本へ

　アメリカ・フロリダ州から、初めて日本を訪れたサラさん。夫のジョンさん、娘のゾーイさんと家族旅行を満喫中です。

　3人はチャンネル運営者のDaisukeさんに案内され、寿司店へ。日本についての話が弾むなか、話題は「アメリカでの日本人気」に移りました。

「今、アメリカでは日本の人気がすごくて。私の周りもみんな、日本に行きたがっている！」と、熱く語るサラさん。Daisukeさんが「なんで日本がそんなに人気だと思う？」と尋ねます。

　その言葉に、今度はジョンさんが「もう完全にSNSの影響だよ！」と即答。サラさんも「その通りね」と同意します。

　さらに、「日本のキャラクターも人気なのよ！」とつけ加えたゾーイさん。ジョンさんも「日本のカルチャーが今、ブームなんだよ」と説明します。

　それを受け、サラさんが自身の考えを教えてくれました。

「アメリカ文化との違いが魅力なのだと思う。日本文化は真逆だから！（笑）アメリカ人って声が大きくて、自己主張が強めだけれど、日本は敬意があって、静かで清潔！」

　ジョンさんも「（日本人は）礼儀正しいよね！　アメリカと真逆でしょう？（笑）」と、笑顔で話しました。

　すると「でも、アメリカ人はフレンドリーでオープンな人が多いと思う」と、アメリカの良さを挙げるDaisukeさん。それに対し、サラさんは「日本に来ているアメリカ人だけね。アメリカにいるアメリカ人はフレンドリーでもない」と答え、こう締めくくりました。

「日本を知ると、自国の文化が恥ずかしいわね！」

　母国の文化と比較しながら、日本での体験を心から楽しんでいる様子の一家。異なる文化に触れることで、自国を見つめ直すきっかけにもなったようです。

　動画のコメント欄には、「めちゃくちゃ上品な家族ですねー」「とても聡明なお母さん」「フレンドリーでユーモアたっぷりの素敵なファミリーですね」「日本人より謙虚なアメリカ人」といった声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）