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2020年度初実施 大学入学共通テスト 6割の受験生「なにから対策すればいいかわからない」

著者:Hint-Pot編集部

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写真はイメージです【写真:写真AC】
写真はイメージです【写真:写真AC】

 文部科学省が進める大学入試改革(高大接続改革)により、2021年1月にセンター試験から大学入学共通テストに代わる。国はこの理由を「変化の激しい時代において、新たな価値を創造していく力を育成するため」としているが、1990年以来続いてきたセンター試験から、突如様変わりすることを受験生はどのように考えているのか。「なにから対策したらよいかわからない」-じゅけラボ予備校(株式会社エンライク) の調査から、その実態が見えてきた。

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新入試制度の対策をしている受験生はわずか17%

 新入試制度のもとで大学受験をする高校生(現高2以下)のなかには、新年度に入ったのを機に受験勉強を始める生徒も多い。しかしながら、ほとんどの生徒が従来型の受験対策をしており、新入試制度の対策はしていない状況にあるようだ。

 大学入学共通テストの大きな変更点は、まず記述式問題の導入だ。しっかりとした論述ができるかどうかのカギとなる「思考力・判断力・表現力」を身につけているかを評価するためだという。また、英語においては「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を適切に評価するため、資格・検定試験を活用し英語4技能評価を推進するそうだ。

 このように変化著しい新入試制度だが、調査では「今から対策をしているか?」という質問に対し、「すでにしている」受験生の割はたったの17%。逆に「まだ取り掛かっていない」と回答した人は25%。「始めたいが何をすればよいか分からない」人は58%にも上った。

 大学受験対策を始めているのにも関わらず、そのうちの8割以上の生徒が、新入試制度のもと行われる大学入学共通テストや英語の4技能化のための対策はできていないというのが現状のようだ。つまり、8割以上の生徒がこれまでと同じ大学受験対策をしているということである。

 新入試制度の全貌が見えず、個人での対策は難しいのかもしれない。まずは、学校で学習基礎内容を定着させつつ、新入試制度について調べ、知っていくことが大切だろう。

参考 「じゅけラボ予備校」の調査

(Hint-Pot編集部)