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キャサリン妃の学校選びに親近感 日本の皇室にもみられる伝統にこだわらない子育て
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今月2日、4歳の誕生日を迎えたシャーロット王女が、今年の9月から兄のジョージ王子が通っている「トーマス・バタシー校」に入学することが明らかになったと、英紙「デイリー・メール」が報じた。
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9月以降のシャーロット王女とジョージ王子の仲良しな通学姿に期待
ジョージ王子は4歳から、シャーロット王女が入学することとなったトーマス・バタシー校に通学。一方、シャーロット王女は、昨年1月からウィルコック・ナーサリースクールという、日本でいう幼稚園に通っていた。
「デイリー・メール」紙によると、トーマス・バタシー校の学費は、ジョージ王子の場合、年間1万9287ポンド(約266万)。そして、シャーロット王女は年間1万8915ポンド(約261万)になるという。わずかだが、二人目の子どもに対する兄妹割引が適用されるようだ。
また、トーマス・バタシー校のウェブサイトによると、女の子の場合に制服などにかかる費用は550ポンド(約7万6000円)以上になると思われる。トーマス・バタシー校オリジナルの紺色のスクールジャケット29.95ポンド(約4100円)や、サマードレス42ポンド(約5800円)、小児用エプロン45ポンド(約6200円)など必要なアイテムは多岐にわたり、その他に靴下やスカーフなどの小物までが必要だ。
倹約家のキャサリン妃が、ジョージ王子のおさがりをシャーロット王女に着せるのではないかと推測されている。
将来の英国王・ジョージ王子の進学先は自主性を重視
また、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻の子どもたちが、今後どんな学校を選ぶのかにも注目が集まっており、ふたりの進学先にトーマス・バタシー校を選んだことで、子どもたちを「伝統的な」中学校に進学させないのではないかと報じている。
昨年「デイリー・メール」が報じた記事によると、夫妻はジョージ王子の進学先に、ウィリアム王子とヘンリー王子が通った伝統的なイートン校ではなく、キャサリン妃の母校マールボロ・カレッジを検討している、と友人が語っているとしていた。
また、その一方で友人は、イートン校に進学する可能性がないわけではないともし、「ウィリアム王子とキャサリン妃は、伝統的な王立学校よりもトーマス・バタシー校のほうが、ふさわしいと感じたから選んだのですよ」と語っている。
さらに友人は、「夫妻はジョージ王子が、子どもらしく伸び伸びを羽を伸ばすことができ、夫妻の子どもに対して人々が過剰な期待をしないよう切望している」としていた。
日本でも秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁様が、戦後の皇室で初めて学習院初等科ではなくお茶の水女子大学附属小学校へ進学。今年、内部進学したことが大きなニュースとなっている。国に関わらず、現代社会では伝統に縛られることなく、個人の自由を尊重する風潮が広まってきていると思われる。
(Hint-Pot編集部)