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スマホ充電のやり方で不具合に? 家電の「新三種の神器」を長持ちさせるコツ

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:本多 宏行

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「新・三種の神器」スマートホン【写真:写真AC】
「新・三種の神器」スマートホン【写真:写真AC】

 令和を迎えた今、平成を象徴する家電の「新・三種の神器」として選ばれたのは、「携帯電話(スマートホンを含む)」「薄型テレビ」「ロボット掃除機」。このほど、延長保証制度の設計・運営を行う「テックマークジャパン」株式会社が行った「家電についての意識調査」(全国20~50代の男女400人)で「平成を象徴する家電」としてこの3製品がトップ3にランクインしました。

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スマホ、薄型テレビ、ロボット掃除機 調査で「平成を象徴する」家電に

 昭和の三種の神器といえば「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」でしたが、高機能化や新規格対応が進んだ平成の時代にふさわしい家電ともいえる結果に。さらに「家電を修理しながら長く使う習慣をつけたい」という人は6割超え。8割以上の人が日常的に“エコ”を意識し、長く同じものを使いたい傾向にあることが調査結果で判明しました。「モノ」を大切に使う、無駄にしない意識が強くなっていることが明らかに。

 そこで、同社の総合家電エンジニアの本多宏行さんに「新・三種の神器」を長く使うコツを聞きました。

 まず、スマートホンについて。落としてしまったり、ぶつけてしまったりするのは故障の原因として広く把握されてはいますが、本多さんによると、実はバッテリーの充電のやり方で不具合が生じることもあるそうです。スマホの充電に関する次のうち、やっていることはありますか?

充電のやり方でスマホの寿命を縮めることにも

〇携帯電話(スマートホン)
1、電池を使い切る前に、継ぎ足し充電をした
2、電池が満タンになっても、充電を続けた
3、電池切れの状態で放置した
4、電池残量が10%未満になっても充電せず使用した
5、充電しながら使用した

 本多さんによると、1以外の充電のやり方は故障の原因になりうると指摘します。つまり、継ぎ足し充電をしても問題はないそうです。

 充電池を使い切る前に「継ぎ足し充電」をすると、電池が「短時間だけ使用」ということを記憶して、次に使用したときに電池容量が十分あるにもかかわらず、電池の電圧が低くなる「メモリー現象」が懸念されることがあります。しかし本多さんは、現在の携帯電話(スマートホン)の電池の充電に関しては、継ぎ足ししてもメモリー効果の心配はないと説明します。

「内蔵されている充電池の大半はリチウムイオン充電池です。充電池を使い切らずに充電を繰り返すと発生するメモリー効果の心配もなく、継ぎ足し充電が可能です。しかし、満タンになっても充電を継続する過充電と、完全に使い切ってから放置したままにする過放電は、携帯電話(スマートフォン)にとって致命傷になりかねません。電池残量を10%未満で使用することや放置することも御法度です。10%に達する前に余裕を持って充電しましょう」

 充電が100%になったら自動で給電がストップする機種なら良いですが、そうでない場合は注意が必要です。

 また充電しながら使ってしまうこともあるかもしれません。

「充電中の使用も控えたいところです。充電中にアプリケーションの更新などが自動で行われても発熱量が少ないので大きな負荷になりませんが、SNSやゲームを行いながらの充電は発熱量も多くなり、本体への負荷を考慮して控えるべきと考えます。バッテリーが長持ちしていれば不思議と不具合も少ないのではないでしょうか。言うまでもありませんが、一番大事なことは機器に衝撃を与えないことです」