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“低気圧女子”が急増中 医師が警鐘 梅雨時期に感じる不調

著者:Hint-Pot編集部

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梅雨の時期に肩こりがひどくなる人も【写真:写真AC】
梅雨の時期に肩こりがひどくなる人も【写真:写真AC】

 気象と不調の関係に詳しく専門外来を設けている「せたがや内科・神経内科クリニック」の久手堅(くでけん)司先生によると、頻繁に低気圧が発生する梅雨シーズンに不調を感じる女性が増加傾向にあるようです。「低気圧女子」チェックポイントと、すぐにできる耳ストレッチなど解消法を教えていただきました。

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頻繁な気圧の変動の影響を受けて自律神経に乱れ 肩こり女性が増加

 天気が悪いと不調を感じる-そんな経験はありませんか? それは気圧が関係しているようです。そもそも気圧とは空気の重さによって押される力のこと。久手堅先生は「通常、身体は1平方メートル当たり、およそ10トンの空気の圧力を外から受けながらも、自律神経の働きによって同じ圧力で体内から押し返すことでバランスを保っています。しかし、雨の日が多くなる梅雨時期は外からの圧力が弱くなる低気圧が頻繁に発生して、自律神経の働きが乱れやすくなるため、さまざまな不調を感じやすくなります」と注意を促します。

 特に増えるのが肩こりだといいます。梅雨時期は「長期化する低気圧、気圧の変動」「雨と晴れ間の気温の寒暖差」「長雨による多湿」の3つの気象リスクが重なるため、ふだんよりも肩こりを強く感じたり、ふだんは自覚がないのにこの時期になると肩こりを感じやすくなる人も出てくるそうです。注意すべきタイミングは「低気圧が近づく直前」と「通過した直後の寒さを感じる時」。そういわれてみれば、当てはまるという人は、「低気圧女子」かもしれません。

 また、女性に多い主な理由として、久手堅先生は次の3つを挙げます。「筋肉量が少ない」「生理周期の影響」「デスクワークや立ち仕事をしている人が多い」。特に若い世代になるほど、スマートホンやパソコンなどの使用時間が長い人が多く、骨格のゆがみが生じやすいと指摘します。解消法を聞きました。

すぐにできる肩こり解消のコツは耳に! 首の温めも効果的

耳たぶをつかみ動かす【写真:Hint-pot編集部】
耳たぶをつかみ動かす【写真:Hint-pot編集部】

〇耳ストレッチ
1、両耳たぶ少し上を指でつまみ、水平方向に5~10秒引っ張る、離すを数回繰り返す
2、両耳たぶ少し上を指でつまみ上下に数回動かす

耳たぶうしろの骨のへこみを押す【写真:Hint-Pot編集部】
耳たぶうしろの骨のへこみを押す【写真:Hint-Pot編集部】

3、両耳たぶのうしろの骨のへこみ(顎関節)を少し痛くなる程度に斜め上に30秒ほどぐっと押す
「肩こりを感じてる人は首から耳にかけてこりや痛みを感じている場合が多いです。耳周りをストレッチして柔らかくすることで血流がよくなり、こりも緩んできます」

〇温める
「湿気が多いため、除湿モードの空調が入っている場合がありますが、思った以上に身体が冷えてしまいます。肩や首が冷えてしまうと、血めぐりが悪くなり、痛みやこりのもとがたまってしまいます。蒸しタオルや温熱シート、ストールなどを活用して肩回りや首もとを温めるように心がけると良いでしょう」