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メーガン妃とキャサリン妃 特注ドレスに費やす額は数百万円
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デザイン重視 TPOにも配慮した衣装選び 英紙にデザイナーが語る
メーガン妃とキャサリン妃は、先週開催されたエリザベス女王の公式誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」に参加。それぞれオーダーメイドのドレスを着て登場した。メーガン妃は、妊娠中にモロッコ訪問した際にはマタニティドレスも特注。なぜ英王室の女性たちは特注のアイテムを選ぶのか、そして数万ポンド(数百万円)もの額を費やすのか。英メディアが報じている。
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「メーガン妃とキャサリン妃が注文したデザイナーが明らかに“彼女たちは何万ポンドもドレスに費やしている”」と特集したのは、英紙「エクスプレス」だった。
メーガン妃は、先日の「トゥルーピング・ザ・カラー」にジバンシィでオーダーメイドしたネイビーのアンサンブルを着用。また、キャサリン妃はアレキサンダー・マックイーンの特注ドレスを着ていたという。ふたりは莫大な資産があるため、世界中のデザイナーズウェアを選ぶことができるのだが、なぜ王族たちはオーダーメイドの服を選ぶのか、「エクスプレス」は、デザイナーの証言から明らかにしている。
オーダーメイド専門のデザイナー、テリー・フォックス氏は、王族たちは一人当たり衣料品に何万ポンドもの額を費やしているとし、次のように語っているという。
「キャサリン妃とメーガン妃は、以前よりも、重大行事のためにオーダーメイドまたはオートクチュールを選ぶ傾向があります。お金の問題ではないんです。彼女たちはオンリーワンのデザインを求めて、何千、何万ポンドもの額を使っているんです」。
王族は富を誇示するために、服にお金をかけているわけではないという。
「クチュールや特注デザインのものを選ぶ理由は色々あります。例えば他のセレブが同じデザインの服を着ていることなんてありえません。英国リアリティ番組の出演者とメーガン妃が同じ服を着ているのは想像できますか?」
「それだけではありません。もちろん、体型にしっかりとあったサイズ感や、最高のアクセサリーと合うアンサンブルは、美しいコーディネートを作るからです」。
また、キャサリン妃とメーガン妃は、ドレスアップするときのエチケットについても考えなければならないそうだ。テリー氏は、次のように付け加えている
「丈感やえりぐり、袖の長さ、体のラインは正確でなければいけません。体にぴったりしすぎても、ゆったりしすぎてもいけません。本当に見苦しく見えるからです」。
「ロイヤルファミリーは、TPOに配慮しなければいけません。それに加えて、年末までどう美しく着こなしていくか、といったことも考えていかなくてはならないんです」
「色やデザインは繰り返してはいけません。王室のカレンダーは、詳細なイベントスケジュールで埋まっており、あらゆることを事前に検討する必要があります」
いつも素敵な出で立ちで楽しませてくれる両妃だが、ファッションひとつとっても、多くの考えがあって選ばれているようだ。
(Hint-Pot編集部)