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「おばあちゃんの味」 手軽で栄養満点の松山郷土料理レシピ2選
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残った煮物を混ぜたリメイク料理が起源 「おもぶりひじきごはん」
「もぶる」とは松山の方言で、「まぜる」を意味するのだそう。もともとは、人が大勢集まるときや農繁期の手間いらずの料理で、たくさん煮物を作った際に余ったものを細かく刻んで、ご飯に混ぜて食べたという、いわゆるリメイク料理。現在でもなつかしい味として、具材を炊いて、ご飯に混ぜて食べています。
里芋は絶対に入れるなど、家庭によって味や具材はさまざま。暑いこの季節は、最後に梅干しを入れると傷みにくく、さっぱりといただけるのでおすすめなのだそうです。
【材料】
米 5合
ひじき(乾燥) 10g
ごぼう 70g(中・約1/2本)
にんじん 100g(中・約1/2本)
松山揚げ 10g(約1/2枚)
じゃこ天 2枚
さやいんげん 適量
A
だし汁 320cc
みりん 40cc
砂糖 20g
醤油 40cc
梅干し 2個
【作り方】
1、米を炊く
2、乾燥ひじきは水で戻す
3、ごぼう、にんじん、松山揚げ、じゃこ天を食べやすい大きさに切る
4、Aを合わせ、3を入れ、汁気が無くなるまで煮る
5、炊きあがったご飯に4を入れ混ぜる
6、さやいんげんをご飯に散らす
簡単にできて、何品目も摂れる栄養満点な2品。ぜひ旅行に行ったような気分で、松山の「おばあちゃんの味」にチャレンジしてみてください。
(Hint-Pot編集部)