――そのほか手軽なのは、お豆腐を買って冷ややっことか、どうでしょうか？
「豆腐は、大豆製品なので、高たんぱく質、低脂肪ではあります。ですが、冷たいお豆腐で内臓を冷やし過ぎないために、薬味がとても重要です。大葉やミョウガ、しょうがやネギなどをトッピングしてうまみと代謝を上げると良いですよ。豆腐の栄養素というと、主に次のものがよく知られています」

〇豆腐の栄養素「プチ解説」
・たんぱく質
大豆たんぱく質は「畑の肉」とも称されるくらいの栄養価があります。からだに必要な9種類の必須アミノ酸が全部含まれている
・サポニン
抗酸化作用があり、活性酸素を抑制するはたらきがある
・レシチン
新陳代謝を活発にする脂質。血液をサラサラにして脳細胞を活性化させる
・イソフラボン
女性ホルモンに似たはたらきをする成分
・カリウム
体内に溜まった余分な塩分を排出して、血圧を下げてくれる効果がある
・ビタミン類（ビタミンB1、B2、E）
疲労回復、代謝を助ける

　おつまみ選びも工夫して、暑い夏の「ビールタイム」をおいしく楽しく、ヘルシーに過ごしたいです。

（Hint-Pot編集部）