からだ・美容
毎日「わたしだけ」の美容液を作るマシン 資生堂が打ち出す次世代スキンケアとは
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マシンとの“コミュニケーション”も? ハイテクだけじゃない魅力
しかしハイテクなだけでは継続するのは難しい。そこでベータ版から、ある施策を行った。「アプリからメッセージを発信しています。今日はどうだった?とか、続けているとほめてくれたり、困ってることを聞いてくれたりとコミュニケーションを取ります」と近藤さん。便利さだけでなく、人の温かみを感じられるようにしているという。
すると、ベータ版利用者の座談会でのこと。利用者たちが「うちの子は」とマシンについて話し始めたという。「ひとり一台の専用マシンなので、自分のものだと愛着が湧いたようでした」。まさに一緒に暮らす、というイメージのようだ。またカートリッジもその人に最適な5本が送られてくるのだといい「人によって送られてくるものが違う。そこも楽しみのひとつ」だとか。
また、発売して終わりではなく、今後もアップデートを検討していくという。日々の肌のお手入れが楽になるだけでなく、楽しみも増える次世代サービス。スキンケアの価値観が変わりそうだ。
(Hint-Pot編集部・臼井 杏奈)