この時期まだ愛用するマフラーやダウンジャケットなどはこまめに洗濯を

　寒さを感じつつも、花粉症対策をしたいこの季節。帽子やマフラーなどウール小物類、薄手のダウンジャケットなど着用する機会はまだまだありますよね。片木さんが勧める花粉時期に覚えておきたい3つの簡単ハウツーを紹介します。

1、衣類から花粉を払う
　家に入る前に、まずはパタパタと花粉を払い落すことが大事です。静電気が発生しやすいコートやスラックスの裾などもしっかり払いましょう。 上着だけでなく、髪や帽子、マフラー、そしてフードの中も忘れずに。100円均一ショップでも買える衣類用粘着ローラーも手で払いきれなかった花粉を落とすのに効果的です。

2、気になるウール小物はこまめに洗う
　衣類だけじゃなく、手袋やマフラー、ストールなどの小物にも花粉は付着します。洗濯表示を見て、家で洗えるかを確認して、可能ならばおしゃれ着用洗剤を使ってこまめに家庭洗いしましょう。洗濯機の場合は「手洗い／ドライコース」などの弱水流コースで洗います。手洗いの場合はやさしく「押し洗い」すると良いです。 すすぎ時には静電気発生を抑える柔軟剤を併用すると良いでしょう。

3、ライトダウンジャケットも簡単に手洗い
　ライトダウンジャケットは少し肌寒い日に頼りになるアイテム。簡単に手洗いできるものも沢山あります。まずは、家で洗えるかどうか洗濯表示を確認。洗濯ネットの大きさに合わせてたたんで入れおしゃれ着用洗剤で手洗いします。両手のひらで「軽く押す→力を抜いて浮かせる」動作を洗濯ネットの1つの角につき10回、最後に中央を10回行います。もみ洗いは中の羽毛を傷めてしまうので避けましょう。すすいだら、洗濯機で1分程度脱水します。干す前にダウンジャケットの肩を持って軽く振りさばきます。干して表面が乾いてきたら下から上に軽くたたいたりしながら中の羽毛をほぐすのがコツ。

　花粉は、早い時期からこまめに対策するのが大切です。衣類ケアをぜひ参考にしてください。

（Hint-Pot編集部）