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「正面衝突するかと…」 自動車学校が注意喚起した“危険な左折”3選【2022年運転まとめ】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

左のウインカーを点滅させた対向車が正面衝突しそうな勢いで向かってきて…(画像はスクリーンショット)
左のウインカーを点滅させた対向車が正面衝突しそうな勢いで向かってきて…(画像はスクリーンショット)

 分かりやすい実演動画が度々話題になっている、烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)。危険な運転に対する注意喚起を積極的に行っており、フォロワーは自動車学校としては異例の3.7万人に上っています。「Hint-Pot」ではこれまでにもドライバーの共感を呼んだ投稿を多く取り上げてきました。その中でも特に反響の大きかった記事を振り返ります。今回は「左折」編。いずれも、反対方向に一度膨らんでからカーブを曲がる“あおりハンドル”が。

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「正面衝突するかと思う」 危険な左折への注意喚起に共感の声続々

“絶対にやめてほしい左折” 自動車学校の注意喚起に共感の声「あらゆるところで見ますね」

 投稿に添えられたのは、停止中の車の運転席から前方をとらえた映像です。目の前からは左の方向指示器(ウインカー)を点滅させた車が、すごいスピードで対向車線を走ってきます。

 すると対向車は突然、右にハンドルを切って中央線を大きくはみ出しました。減速せずに向かってくる対向車に、このままではぶつかってしまう……と思った瞬間、車はハンドルを切って左折。スピードを出したままカーブを曲がるために、いわゆる“あおりハンドル”で大きく膨らんでいたことが分かります。

「正面衝突するかと思うので絶対にやめてほしい左折」という一言が添えられたこの投稿は、1万件に迫る“いいね”を集めるなど話題に。動画は約46万回再生されており、リプライ(返信)欄には「あらゆるところで見ますね」「こういう運転は下手な証拠」など、同じような運転に遭遇したことのあるドライバーからの声が続々と寄せられました。

「最高にダメな左折」と「基本的な左折」の違いは?

片手ハンドルのドライバーが見せた「最高にダメな左折」とは?(画像はスクリーンショット)
片手ハンドルのドライバーが見せた「最高にダメな左折」とは?(画像はスクリーンショット)

“最高にダメな左折” 自動車学校の注意喚起に約2万人共感 「毎度ヒヤッとする」

 動画に映っているのは、片側一車線の十字路を“最高にダメ”な方法で左折する乗用車です。画面手前から現れた車のドライバーは右手を窓の外に出しており、どうやら片手ハンドルで運転している様子。徐行することもなく、そのまま交差点に進入しました。

 すると、ハンドルを右に切り、そのまま対向車線にはみ出しながら大回りで左折。曲がった先でも対向車線にはみ出ているように見えます。

 この投稿には4万件を超える“いいね”が集まり、動画の再生回数は約232万回を記録するなど大きな話題になりました。同校は話題になったツイートの後、「基本的な左折」の映像も公開。交差点の手前から徐行しつつ車を左に寄せ、右に膨らむことなく左折する様子が収められており、“あおりハンドル”がいかに「ダメな左折」であるか良く分かります。

右折するような動きを見せてから左折?

「右折と思わせる左折に気をつけろ」 自動車学校の“実演”付き注意喚起に3万人共感

 3つ目は左折する教習車を右後方からとらえた実演動画。スピードを落とさず丁字路に向かっていった車は、左側の方向指示器を点滅させています。しかし、いったん右折するような動きを見せ、そこから大きく膨らみながら左折しました。

 こちらも曲がりたい方向とは逆側に一度ハンドルを切るいわゆる“あおりハンドル”です。何度も注意を促している通り、こうした運転をする人は本当に多いのでしょう。

 実際に「右折と思わせる左折に気をつけろ」と呼びかけるツイートには、3.2万人が“いいね”で反応。「先日、突然対向車が突っ込んできたと思ったら左折していきました……」というコメントに対して、烏山自動車学校のツイッター運用担当者が「私も経験ありますが一瞬ドキッとしますね」と返信する一幕もありました。

(Hint-Pot編集部)