育児・家族

管理栄養士に聞く子どもの食の悩み 「汁もの」編 喜ぶ具材や味、工夫

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:長谷川 直子

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汁ものの役割や利点とは(写真はイメージです)【写真:写真AC】
汁ものの役割や利点とは(写真はイメージです)【写真:写真AC】

 肌寒くなってくると、食卓に温かい汁ものがあるとほっとします。特に朝食時には温かい食べ物を心がけたいものです。みそ汁やすまし汁など和風をはじめ、洋風スープなど味や具材でいろいろなバリエーションがある汁もの。食材の旨味や溶け出した栄養素を余すことなくとることができるのも大きなメリットです。汁ものを食べることの役割や利点、子どもが喜んで食べる工夫を2児の母で管理栄養士の長谷川直子さんに聞きました。

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みそ汁、すまし汁、スープなど汁もので水分や栄養補給 朝食にとると体温アップにも

――温かい汁ものがおいしい季節になってきました。
「具だくさんの汁もので、野菜、キノコ、海藻、イモ、肉、豆腐、卵など、いろいろな食材から栄養素をとることができます。また、汁ものにすることで食材の旨味や溶け出した栄養素を余すことなくとることができます。みそ汁に卵や肉、スープにソーセージ、豆、肉や魚介などの具材で主菜にもなります」

――汁ものにはどういう役割がありますか?
「汁ものには、みそ汁、すまし汁、スープなど、主に水分を補給するという役割があります。だしに含まれるグルタミン酸は消化吸収をサポートしてくれますし、具材に使う食材でたとえば野菜に含まれるビタミン、海藻類に含まれるミネラル、豆腐や肉に含まれるたんぱく質などの栄養素を補うことができます」

――温かいというのも利点のひとつでしょうか?
「温かい汁ものは体温を上げて脳を活性化させたり、心を落ち着かせる役割があります。特に、体温が一番下がる朝食に温かい汁ものをとることで、体を温めて免疫力をアップすると、これから流行る風邪予防にもつながります。ポタージュスープなど、とろみのある汁ものは冷めにくく、胃の中に停滞する時間が長くなるので、体温を上げて持続することができます」