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どうぶつ

飼い主の責任を考える―ペットの防災・緊急対応編

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

円形箇所は熱中症の症状があらわれたときに冷やすと効果的な部位【写真:Hint-Pot編集部】
円形箇所は熱中症の症状があらわれたときに冷やすと効果的な部位【写真:Hint-Pot編集部】

避難所での熱中症対策は大切 犬猫は人間よりもリスク高

 そして、これからの季節、特に注意をしたいのが熱中症だ。被毛に覆われ、汗をかかない犬猫は、熱中症のリスクが人間よりも高い。息遣いの荒い状態が続いたり、舌がとても赤くなっていたりといった症状が見られたら、早めに処置をすべきである。

 上部の写真のように、後頭部、四肢の先、首や脇、後ろ足の付け根などを、重点的に冷やすことで、効果的に上がりすぎた体温を下げることができる。

 “もしも”のときが来てからでは、もう遅い。そのときが来る前の備えと知識を十分にしておくことが大切だ。大切な家族の命を守るため、常日頃からペットの健康状態を確認しておくことを心がけたい。

参考:
アイペット損害保険株式会社『ペットのための防災対策に関する調査~「ペットの同行避難」が推奨されていることを知っている飼育者はわずか20.8%~』 平成30年3月13日リリース 

環境省『ペットも守ろう! 防災対策 備えよう!いつもいっしょにいたいから』平成29年9月発行 

(Hint-Pot編集部)