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手で持つより楽 両手が使えて安全な水の運搬方法 警視庁のアイデアに称賛 「余計なものもない」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

水の運搬には両手がふさがるバケツより楽な方法が。警視庁が紹介し話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
水の運搬には両手がふさがるバケツより楽な方法が。警視庁が紹介し話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 生きるのに欠かせない水。断水が起きやすい災害時には、自分で給水拠点から避難場所まで運搬しなければならないこともあります。そこで覚えておきたいのが、体に負荷をかけずに運ぶ方法です。防災情報を発信している、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)は、水を運搬する際のアイデアを発信。たくさんの水を安全に運ぶ方法に、注目が集まっています。

 ◇ ◇ ◇

注ぐのにペットボトルの飲み口を使うアイデアを提案する人も

 被災時、限られた物資の中で水を運ぶ場合、ビニール袋を使用することがあると思います。しかし、袋だけでは水の重みで破れてしまう場合も。そこで同課は、空のリュックサックと、大きめのゴミ袋を二重にして使う方法をおすすめしています。

【準備するもの】
リュックサック 1つ
ゴミ袋     2枚

【方法】
1. リュックサックの口を上のほうだけ開け、ゴミ袋1枚を広げて入れる
2. もう1枚のゴミ袋もリュックサックの中に入れ、1に重ねて広げる
3. 2の袋の中に水を入れる
4. 水が溜まったら2のゴミ袋の口を縛って閉じる
5. 1のゴミ袋の口も縛って閉じて完成

 こうすることで、「手で持つより楽に運べます」とのこと。また、容量が大きいリュックサックを使用すれば、大量の水を運ぶことも可能になります。また、この方法の利点として「両手が使えて安全」なのだとか。

 投稿には8000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「たしかにこれなら楽に安全に運べそうですね」「情報ありがとうございます! 余計な物もない!」など感心する声が。

 また、「ビニール袋に入れた水の運用には、ペットボトルの上部をラッパ状に切り取ったものにビニール袋を通すと注ぎやすくなります。切り取るときにささくれができると袋が破れます。可能であれば、テープなどで保護すると良いです。使いかけの場合も、キャップができるので便利です」と、袋から水を使うときのアイデアをコメントしている人もいました。

 ペットボトルの飲み口を活用するこの方法は、同アカウントでも以前紹介されています。ペットボトルの切り取った側から袋の上部を飲み口に通し、袋の口を折り返せばOK。飲み口に袋がかかった状態でキャップを締めれば、使いかけを保存することができます。また、袋に氷を入れれば氷のうとしても利用が可能です。

 覚えておけば、もしものときだけでなく、アウトドアなどでも役立ちそうです。どの程度の重さまでなら持ち運べるか、事前に練習しておくことも大切ですね。

(Hint-Pot編集部)