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再訪日を誓うポーランド人「普段僕たちが食べているものにはなかなかない」 旨味に感動したポピュラーな日本の食べ物とは
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日本が世界に誇る日本食。欧米を中心に大人気で、多くの国で食べられるようになっています。初めて日本を訪れているポーランド人は、さっそく日本食を堪能。そのなかで、日本人にとっては当たり前になっている旨味に感激しました。ポーランド人がおいしさに驚いた食べ物とは、なんなのでしょうか。
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再訪日も視野 日本のおもてなし精神に驚き
ポーランド人のバルトさんは、念願叶って初めて日本にやってきました。近い将来に再訪日を考えているため、今回は9日間滞在し、東京だけに絞って観光する予定だそうです。次回は福島や広島、京都を見て回りたいと思っています。
そんなバルトさんは、日本の飲食店でとても驚いたことがあります。それは、無料で提供されるものの多さ。
「お店に入ると必ず水、それもちゃんと冷えた水が出てきて、熱かったり冷たかったりするおしぼりも出てくるのはびっくりです! ヨーロッパだったら絶対有料ですよ」
日本食の旨味に驚いたバルトさん
そんな至れり尽くせりのおもてなし精神の日本で、母国やヨーロッパではあまり出合えないものも体験しました。
「日本食には旨味というテイストがありますが、普段僕たちが食べているものにはなかなかないんです」
日本の料理に欠かせない旨味。味の基本には甘味、酸味、塩味、苦味の4つの味があり、これらで表せない5番目の味がうま味です。日本人科学者が発見したとされ、海外でもそのまま「UMAMI」と呼ばれています。バルトさんが日本食の奥深さをまず体験したのは、意外な場所でした。
「日本へ来てすぐコンビニエンスストアに行きました。食材がすべて新鮮で、なんでもそろいますね。また、先ほど牛丼を食べましたが、おいしかったです。お米も素晴らしいですね」
さまざまな日本食を味わい、満ち足りた表情を浮かべるバルトさん。次の訪日の際は、行く先々で特産の食材と旨味のコラボレーションを楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)