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「生活もしやすくなるよね」 アメリカ人夫妻が日本の「便利」さにびっくり 母国でも発展してほしいと思ったものとは
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日本には、訪日外国人観光客が驚くすごいところがたくさんあります。ハネムーンのため、初めて日本を訪れたアメリカ人夫妻は、あまりの便利さに目を見張ったものがありました。そして、母国での発展を切望したといいます。それはいったい、なんなのでしょうか。
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ハネムーンで初訪日のアメリカ人夫妻
初めての訪日だという、アメリカ北西部のシアトルからやってきたブルックさんとベンさん夫妻。滞在予定の2週間のうち5日間は京都へ、残りは東京をめぐる予定です。
複数の友人から、日本は「食事も何もかも素晴らしいよ」と聞き、ふたりはハネムーン先として日本を選んだと教えてくれました。
すでに京都観光を終えてきたふたり。書道やノートのカスタマイズ制作など、さまざまな体験教室を楽しんだようです。しかし、日本を代表する人気観光地である京都の混雑具合に圧倒されてしまいました。
「京都の神社仏閣も訪れましたが、混雑のレベルが尋常ではなくて……」
その混雑具合も考慮して、数多くある神社仏閣の中から「2つにとどめました」と、ベンさんは話してくれました。
日本の地下鉄で利便性の高さを実感
そんなふたりですが、東京と京都を往復するなかで、発達した日本の公共交通機関に助けられたといいます。とくに、ベンさんは地下鉄に注目しました。
「京都では主にバスや地下鉄、東京でも地下鉄で移動しました。路線がたくさんあるからアクセスが便利で、乗るのも簡単なのが良いですね」
ふたりが住むシアトルでは、移動手段は車か自転車が主流。ベンさんは「シアトルの地下鉄は主要路線が2つで、スピードは遅いんだ」と、日本の地下鉄との違いを分析します。日本の地下鉄は路線が多く、走行スピードも速いと語り、利便性の高さを実感したようです。
「僕たちの国も、もっとこういったことにお金をかけて投資してほしいよ。大気汚染の解消になるし、生活もしやすくなるよね」
日本を旅するなかで、発達した公共交通機関に感心した様子のふたり。残りの滞在でも、ふたりならではの視点で日本の文化や暮らしを楽しんでくださいね。
(Hint-Pot編集部)