健康・美

自覚しにくい聴覚の衰え セルフチェックとケア方法

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:今野 清志

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難聴になっていないかセルフチェック

 2019年2月WHO(世界保健機関)は、世界の12~35歳人口の約半数にあたる11億人が、スマートホンやMP3プレーヤーによる大音量での音楽鑑賞によって、難聴のリスクがあると指摘した。

 聴覚の衰えは、周囲にどんな音があるか分からなければ違和感に気が付くことができず、自分ではなかなかわからないトラブルのひとつ。また、耳の不調は声をかけても返事が返ってこない、用件をよく聞き違えられるなど、人間関係にも悪影響を及ぼしかねず、早めに対処をしたい。そこで日本リバースの院長の今野清志先生が、著書「いつでもどこでも耳がよくなる小さな習慣」(だいわ文庫刊)から簡単にできる聴力ケア方法を紹介する。

 今野先生によると、現代は音が氾濫し、常に耳を酷使している状態で、膨大な情報量に脳の処理漏れが発生し、「聞き洩らし」が起きるという。それを放置して生活を続けることで、脳はどんどん音を切り捨てていく。そして、聞くことをあきらめ始めた脳は、どんどん聞くことをないがしろにしていくのだという。

「耳に不調が出るということは、耳だけの問題ではありません。耳の不調は、全身の内臓や神経などが原因で引き起こされていることがほとんどです」と今野先生。耳の聞こえにくさは、全身の健康にもつながっているようだ。なかなか気づきにくい難聴症状。まずは、下記項目を確認してみよう。

〇今野先生の勧めるセルフチェック
□よく聞き返すようになった
□テレビの音量が大きいと家族に言われた
□耳鳴りがすることが増えた
□医者に難聴と言われた
□人と話すのにためらうようになった

 上記のうち、ひとつでも当てはまるものがあれば、難聴の可能性があると、今野先生は指摘する。気になる方は早めに専門機関に相談へ。